横浜の探偵 ブルーフィールドリサーチ

神奈川 横浜の小さな探偵事務所 「ブルーフィールドリサーチ」※実在します(苦笑) 急…

横浜の探偵 ブルーフィールドリサーチ

神奈川 横浜の小さな探偵事務所 「ブルーフィールドリサーチ」※実在します(苦笑) 急増している独身偽装調査や浮気調査、家出人調査をやっております https://www.yokohama-bluefield.com/ 実際の調査や役に立つコラム、短編小説等を掲載しています

マガジン

  • The Two Detectives 探偵たちの暇つぶし

    調査の大部分は張り込みなどの待機です。そんな退屈な待機時間を横浜の探偵たちはどの様にして過ごしているのか。ここを読めばわかります。※ノンフィクションの様なフィクションです

  • 探偵が遭遇 令和妖怪絵巻

    不倫や浮気等の男女問題やよく相談を受ける問題を横浜の探偵目線で現代妖怪という形でご紹介 妖怪退治は『ブルーフィールドリサーチ』まで!

  • 探偵『青野』 調査日記※ノンフィクション

    こちらはノンフィクションです。 実際にあった調査内容や調査方法、横浜の探偵の思考などを物語り風にお届けしている「調査日記」 書いてる人はただの探偵なので文才などは一切ございません お見苦しい駄文はご容赦ください。

  • コラム的な探偵業の記事

    本業の探偵業に関連する記事をまとめています。

  • ♯short short♯

    探偵とは全く関係のない短編です

最近の記事

  • 固定された記事

家出人調査日記 東北編#1

※個人名や地域は特定を避ける為に名称を変更しています。 201X年12月 冬が重い腰を上げ本格的な寒さを提供し始める12月の頭。 早めの昼食を取り自宅でくつろいでいた私に当時勤めていた探偵事務所の所長から一本の電話が入った。 「青野さん、急で悪いんだけどこれから調査に行ってくれない?」 「全然いいですよ、暇していたところなんで」 「助かるわ、場所なんだけどさ。東北県で人探し。書置き残して帰って来ないみたいなんだよね。」 「これから行くには遠いですね。向こうに着くの

    • それぞれの結びと探偵

      探偵A:「なあ、お前靴紐どんな結び方してる?」 探偵B:「は?普通に蝶々結びだけど」後部座席で暇そうにスマホをいじりながら答える。 探偵A:「俺は固結びだな。なんか蝶々結びってすぐ解ける気がしてさ。特に調査で走ったりするときとか」 白い軽バンの中で二人の探偵は退屈な張り込み時間を潰していた。対象者はどこにでもいるような中年男性。浮気調査とはいえ、今のところこれといった動きはない。 探偵B:「でもあれ、硬くて解きにくくないか?」 探偵A:「まあな。でも慣れれば大丈夫だ

      • 横浜市は坂の街で有名ですが ブルーフィールドリサーチがある保土ヶ谷区は 屈指の激坂が何本もある事で横浜市内でも有名です

        • 男女問題に潜む妖怪 其ノ14

          妖怪名:邪神社(よこしまじんじゃ) 不倫カップルを誘い込む妖怪。 一見すると普通の神社仏閣と変わらないがどこか寂れていたり、不気味な雰囲気を漂わせていることもある。 人里離れた場所や、歴史のある神社仏閣の近くに現れることが多い。 不倫をしている男女等罪悪感や後ろめたさを感じているカップルほど邪神社の力に引き寄せられやすい。 不倫カップルに「お参りすれば罪悪感が消える」「二人の仲が深まる」といった錯覚を起こさせる。 境内に入ると結界のようなものに閉じ込められ抜け出せなく

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        • The Two Detectives 探偵たちの暇つぶし
          23本
        • 探偵が遭遇 令和妖怪絵巻
          14本
        • 探偵『青野』 調査日記※ノンフィクション
          8本
        • コラム的な探偵業の記事
          9本
        • ♯short short♯
          9本

        記事

          路面電車って渋いですよね 横浜にはないので、、 昨夜で調査は終了したのですが 終電もなくなりました これから横浜へ帰ります

          路面電車って渋いですよね 横浜にはないので、、 昨夜で調査は終了したのですが 終電もなくなりました これから横浜へ帰ります

          横浜の探偵事務所なのに なぜか広島で広島の人の調査 マツダスタジアム前のローソンは 青ではなくカープカラーでした

          横浜の探偵事務所なのに なぜか広島で広島の人の調査 マツダスタジアム前のローソンは 青ではなくカープカラーでした

          真面目で良い人

          「桜木さんってモテそうだよな。真面目で良い人そうだし」 大学の新歓コンパで僕は先輩からそう言われた。 別に悪い気はしない。むしろ、褒め言葉として受け取っていた。 「はは、そうですかね。彼女いたことないんですけど」 謙遜の意味も込めてそう答えると先輩はニヤリと笑ってこう言った。 「だからだよ。真面目で良い人そうなのに彼女いないって絶対モテる要素じゃん。なんか守ってあげたくなるっていうか」 先輩の言葉に僕は少しだけ違和感を覚えた。 モテる要素? 守ってあげたくなる? 僕が

          表は目視、裏はIPカメラで張込み中 タブレットの画面は加工してます 場所の特定しないでね

          表は目視、裏はIPカメラで張込み中 タブレットの画面は加工してます 場所の特定しないでね

          再生

          The Bluefield Research

          昔作った動画です

          深夜の首都高 神奈川1号横羽線

          空は墨を流したように黒く、星も月も隠れて街灯だけが唯一の光源となっていた。規則正しく並ぶオレンジ色の光がアスファルトに吸い込まれるようにどこまでも続く一本の道を照らし出している。 その道を一台の古い型の白い軽バンが走っていた。 ヘッドライトは黄ばんでいて、ところどころ錆びついた車体は長い年月を走り続けてきた証のようにくたびれて見えた。エンジン音は低く唸り夜の静寂を切り裂くように響いていた。 探偵A:「やれやれ、今日も無事に終わったな」伸びをしながら言った。 助手席の探偵

          深夜の首都高 神奈川1号横羽線

          カップ麺と世界の終わり

          西日が傾き始めた街角に一台の白い軽バンが打ち捨てられたかのように停まっていた。フロントガラス越しに見える車内は空のペットボトルや書類、工具などが散乱している。 この白い軽バンは4時間ほど前からこの場所に停まったままだ。周囲を歩く人々は時折この車に視線を向けるがすぐに興味を失い足早に通り過ぎていく。まるで街の風景の一部と化しているようだった。 しかし、この白い軽バンはただそこに停まっているだけではない。車内では探偵Aがハンドルに突っ伏したまま目を閉じている。彼の顔には疲れと焦

          昨日あんだけ寒かったから 暖かい服装したのに 電車の中で汗かいてる💧 まったく、、これだからこの時期ってのは、、、

          昨日あんだけ寒かったから 暖かい服装したのに 電車の中で汗かいてる💧 まったく、、これだからこの時期ってのは、、、

          探偵による徒歩・車両尾行マニュアル

          はじめに この記事は過去に私が作成した尾行調査における基本的な知識と技術を網羅したマニュアルを簡潔に再編集したものです。細かな技術というより知識メインで書いており新人研修的な内容となっています。 尾行は対象者に気づかれずに情報収集を行う高度な調査手法であり、探偵の技量が問われます。 本マニュアルを熟読し、実践を通して技術を磨くことで調査の成功率を高めましょう。 1. 尾行の準備 1.1 エリアの熟知 尾行を成功させるためには対象者が移動する可能性のあるエリアの地理を

          ¥600

          探偵による徒歩・車両尾行マニュアル

          ¥600

          東京の上野の隣に鶯谷という駅があります そこは都内でも有名なラブホ街 新宿や渋谷と違い狭い路地内にラブホが乱立するラブホ街 一番嫌いなラブホ街 だって不貞の映像撮るのに狭いから苦労するんだもんよ 今、そのラブホ街に立って張込みしております 本業なんで(苦笑)

          東京の上野の隣に鶯谷という駅があります そこは都内でも有名なラブホ街 新宿や渋谷と違い狭い路地内にラブホが乱立するラブホ街 一番嫌いなラブホ街 だって不貞の映像撮るのに狭いから苦労するんだもんよ 今、そのラブホ街に立って張込みしております 本業なんで(苦笑)

          画期的運動不足解消案

          秋の日は釣瓶落とし。  茜色に染まる空の下、一台の白い軽バンが静かに佇んでいた。車内には二人の探偵の姿があった。彼らはとある浮気調査のため、対象者のマンション近くに張り込んでいる最中だった。 だが、対象者は一向に姿を現さない。 探偵A:「なぁ、この張り込みいつまで続くんだ? 昨日からほとんど車から出てないぞ」 探偵B:「そうだな。対象者はまだ家に籠ってるみたいだし、もうしばらくかかりそうだな」 探偵A:「この狭い車内でじっとしてるとさすがに体が鈍るな。運動不足解消にち

          アップライトピアノ

          古びたアップライトピアノの前に老人は座っていた。 彼の名はかつて「天才ピアニスト」と謳われた東田修二。80歳を超えた今もその矍鑠とした瞳は若き日の情熱を宿していた。 修二はゆっくりと鍵盤に指を置いた。指はまるで意思を持った生き物のように滑らかに、そして力強く鍵盤の上を舞う。 奏でられるのは、西田敏行の「もしもピアノが弾けたなら」 しかし、それはただのカバーではない。修二自身の波乱万丈の人生を映し出すかのような魂を揺さぶる旋律だった。 曲が始まると修二の脳裏には様々な記憶