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夫婦二人でのGWの過ごし方(1~2日目)

今年のゴールデンウィークは長い人で10連休あるそうですね。

すごい!

私は5連休がありました。

残念ながら子供は友人と遊びに出かけていたので、ほとんど夫婦二人で過ごす事になりました。

GW1日目

GWはどこも混雑しているし、何より料金がGW価格でとても高いです。

できるだけお金を使わないで楽しめる方法はないかと考えながら、定年後の長いお休みの練習と思って二人で過ごし方を模索してみました。

まず初日は朝ゆっくりしてから、近くの市立図書館へ行きました。

前日に腹筋をしすぎて腰痛のため、痛み止めのセレコックス錠を飲んで腰痛ベルトを巻いてゆっくりと歩いて向かいます。

しかしセレコックス錠は全然効きません…

図書館では趣味のランニングや年を取ってもできるスポーツ、そしてボードゲーム関連の本を読んで老後の趣味を探しました。

帰り道にいつもの中華ランチを食べようと思ったのですが、混んでいたのでオリジン弁当を買って帰りました。

自宅で連休をどのように過ごすか奥さんと相談するも、特に行きたい所が思い浮かばず‥

この年齢になると近隣の観光スポットは行きつくしています、人混みも避けたいし、行きたい所は海外や遠い場所ばかりです。

仕方なくアマゾンプライムで「日本列島生き物たちの物語」「ノルウェーの森」の2本を見る。

本当に老後の過ごし方はこんな感じになりそうです、何か革新的な活動を考えておこう。

GW2日目

今日も二人です。

朝からDVDレコーダーにとり溜めていたTV番組「となりの人間国宝さん」を見る。

関西圏ではとても有名な十数年続いている長寿番組です。

円広志さんと月亭八光さんが、いろいろな駅で降りて町ぶらをして、美味しいものを食べて勝手に人間国宝さんを認定する番組です。

本当に色々な人がいてとても面白い番組です。

よし!

この番組のシステムを真似しよう!!

適当な駅で降りて駅周辺をぶらり散策して美味しいものを食べる。

関西に住んで数十年が経ちますが、降りた事のない駅はいっぱいあります。

まず第一回は「宝塚駅」

あまりにも周辺に何もない駅だと途方に暮れるので、第一回目は色々とスポットのある駅にしました。

宝塚駅と言えば、あの有名な宝塚音楽学校や由緒正しき宝塚歌劇団のある上流階級の方々が住んでいるであろう場所です。

車で行った事はありますが、駅で降りるのは初めてです。

宝塚駅に到着すると雲行き怪しめ、でも何とか町ぶらできそうです。

少し歩いてみると宝塚歌劇団のある場所周辺はテーマパークのような街並みです、綺麗なとっても良い所ですね。

目的地は子供が小さい頃に家族で一緒に来たことのある「手塚治虫記念館」です。

手塚治虫記念館

館内はあの頃のままです。

何となく覚えていましたが、そのままでした。ノスタルジックでとても懐かしい気持ちになりました。

鉄腕アトム展がやっていました。

作品や展示だけでなく、漫画の神様「手塚治虫」の半生を30分ほどの映画で見る事が出来ます。

戦争を経験して大阪大学付属医学専門部を出て医師になり、奈良県立大学医学部で医学博士となり、さらに売れっ子漫画になり膨大な量の名作を世の中に残した手塚治虫氏。

本当に天才としか思えませんでした。

しかし手塚先生は、アイデアは売るほどあるが年を取ってから自分の絵に自信がなくなっていると言っていました。

後進である大友克洋氏や寺沢武一氏などのリアリティーのある絵に対して相当な劣等感を持っていたように私は感じました。

あんなにも大成功した天才でも、虫プロの倒産を経験したり、人に嫉妬し劣等感を強く持ち悩み生きていた事が垣間見えた気がしました。

閉館まで作品集をみたり、お土産ショップでグッズを見たりと大変充実した記念館でした。

帰り道に宝塚のスターが立ち寄ると言われているロッテリアで、お茶して帰りました。

夜はアマゾンプライムで「くも漫」を見る。

帰宅後に夕食を食べて再びアマゾンプライムで映画鑑賞しました。

「くも漫」はくも膜下出血で倒れた漫画家さんのお話。他人ごとではないので気をつけようと思いました。

町ぶらはよく歩くので、心地よい疲れと共に眠りにつきました。

明日はどこの駅に行こうかな…

つづく


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