Ⅲについての見解①
まず一つ良くある見解が、並行調である短調のドミナント的な存在だから、という話です。
並行調というのはハ長調に対するイ短調のように、ほぼ同じ鍵盤を使って弾ける関係にある調性を指します。
もちろんminor keyには3種類あってnatural minor、harmonic minor、melodic minorの3種類がある訳ですが、ポピュラーでは完全にこれ、と決められるものは比較的少ないと思います。この3つを行き来するイメージでしょうか。
つまりⅥにとってはⅢはドミナントに当たるコードであり、だからⅢはトニックの代理でもある、という見解です。
後もう一つ大切なことはⅢ-Ⅵは「強進行(完全4度上昇もしくは完全5度下降)」に当たるため、ⅥとⅢの関係性から考えても、Ⅵはドミナント的な効果を持ってしまう、という点です。
まあどちらも言っていることにほとんど違いはありませんが(笑)。
なのでトニックの代理であるⅥに進行する時はドミナントの代理、とは良く言われる話です
まあ普通に考えられる話なのですが、この点に対する理解が少ない方、多いんですよね...。
ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。