好きなミュージシャン(洋楽編)⑦

どうせならピアニスト繋がりでGlenn Gouldまで突っ走ろうかと思いましたが、やはり⑤・⑥と来たらこの人に触れざるをえません。

Miles Davisです。

晩年はどうしちゃったの感はありましたが、ジャズの世界では時代を真っ先に切り開いてきた人ですからね。

Chick CoreaもJoe ZawinulもWayne Shorterもこの人の元でメジャーな存在になったんだと思います。

プレイヤーとしては、どうなんだろ、結構微妙な部分がありますが、先見性とか構想力は抜きん出ていたものがありますね。「アイデアの人」というイメージでしょうか。

エポックメイキングな作品も数多くありますが、やはりこのアルバム抜きでは語れないと思います。

「Kind Of Blue」です。

完全に「違う世界」に踏み込みましたからね。「モード・ジャズ」にはやはりBill Evansの力も必要としていたんだとは思いますが、Bill Evansだけでは決して出来ない世界でもあったと思います。

後のBill Evansの作品を聴いても、ここまで「前衛的」はないですからね。もちろんBill Evans自体好きなピアニストでもあるのですが。

いわゆる教会旋法とモード・ジャズにおけるモードとがごっちゃになっている方も多いのですが、モード・ジャズは「教会旋法」を参考にして作られた全く新しい音楽ですから。

「So What」でいきなりガツンとやられますが、個人的にはやはり「Blue In Green」ですね。

自分のプロジェクト名に似てるし、じゃなかった。この曲無かったら自分のプロジェクト、別の名前になっていたはずです(笑)。

それ位このアルバムが好きなんですよ。やっていることは全然関係ないけど(笑)。


ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。