作曲の方法論52

最近は「頭の中の音を具現化する」ことについて書いてきましたが、他のもう一つの音楽制作方法について、これからは論じていきたいと思います。

「頭の中」とは無関係に作品を作る方法です。

この人何を言っているんだ、と疑問に思われるかもしれません。

ただ自分の曲の場合、「詩先」以外であればこのような作り方が大半です。やはり「頭の中」で出来ることなんてたかがしれているんですよ。

自分の能力の問題かもしれませんが(笑)。

もちろん「頭の中」で浮かんでくるメロなんていくらでもあります。但しそういうメロはやはり「オリジナリティ」に欠けるメロになりやすいです。

まあそこら辺にあるんじゃないか、的なものがほとんどですし、これはいいんじゃないか、というものもあって実際に作品にしたもののありますが、そのメロが潜在的に抱えているコードは他の曲でもあるような(ありきたりまではいかない)進行のものであったりします。そんな作品を量産することに何の興味もありませんから。

「詩先」以外の場合、「外部制約」がないから、なおさらそうなりやすいんですよ。

だからこそ自分の場合、曲先であれば、ほぼこの方法を使うことが多いです。

明日からはこの方法について具体的に書いていきたいと思います。

ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。