歌姫㊼

今日はいきなり100位まで飛びます。中森明菜さんです。hiroさんはSPEEDで触れたのでもういいでしょう。「明日への扉」もいい曲だとは思いますが、川嶋あいさんの曲、これしか知らないし。

でやはり中森明菜さんと言えば「セカンド・ラブ」だと思います。「スローモーション」も好きな曲ですし、「トワイライト -夕暮れ便り-」も好きですね。正直言って「少女A」は好きではないです。裏にマーケティングの匂いを感じてしまうからかもしれません。

こう書くと来生たかおさんの曲が好きなように思えるかもしれませんが、特段「夢の途中」が好きな訳ではないので、そういう訳でもないと思います。

正直好きな曲は「北ウィング」までで、それ以降もあまり興味がありません。何だかどんどん大袈裟になっていくようで、最初の頃の雰囲気の方が好きなのかもしれません。

アイドルで「陰のあるバラード」を多く歌う方って少ないんですよ。中森明菜さん位でしょう。アイドルに明るい訳ではないので確実とは言えませんが。多分そういう部分が好きなんだと思います。

で「セカンド・ラブ」ですが、やはりアレンジは古くて、サビ前やエンディングなど、ストリングス辺りの突っ込みところは結構あるのですが、コード進行もⅡーⅤーⅠーⅥ(時々dim)が基本的なパターンになっていて、そこに上手くマイナーの平行調のイメージを組み込んでいる感じですが、むしろこのこの曲の上手さは別のところにあると感じています。

AメロはAーA’という形になっているのですが、この2つの部分の間に無くもいい小節を入れているのですが、この部分が秀逸なんですよね。無くても成立するのですが、ここがいい感じで「余白」になっていて、余韻を生んでいるんですよね。

で、中森明菜さんの歌も言葉を大切に歌っているから、一音一音の持っているニュアンスがまた素晴らしいと思います。

だから、初期の頃の「切ない系」の曲が好きなのかもしれません。こういう曲を丁寧に歌うと本当に切なくなるんですよね。

一応これでベスト100は終わりなのですが、結構ここに入ってこない方も多いんですよね。

明日からはその辺について書いていきたいと思います。

ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。