DTM㉒

今日はまた話を戻してVari Audioの続きについて書きたいと思います。

これで何でもできるか、というと、もちろん何でも出来る訳ではありません(笑)。

特に自分の場合顕著なのですが、実際にはピッチの揺れが激しい声なんですよ。もちろんそれでも「それなり」には聴こえますが(自分の勘違いかもしれませんが(笑))、やはり修正しないと気持ち悪いので、ピッチの揺れを柔らかくしています。

特にロングトーンだと、揺れすぎるとうねって聴こえるので、かなりの頻度で使っています。

こういう場合は物凄く役に立つ機能ですが、これが出来ない音ってあるんですよね。

長い音や大きい音は修正しやすいのですが、短い音や小さい音は修正が出来ないことも多いです。

Vari Audioをかけると、音が「セグメント」という単位に分割されて、音程の高さが音の波形の上に出現するのですが、「セグメント」が出現しない場合があるんですよ。

その「セグメント」毎に音程修正をかけていくのですが(もちろんセグメント自体を手作業で更に細かく分割して修正することも出来ます)、その「セグメント」が無くては修正出来ないですよね(笑)。

後はセグメント分割したら、分割した片割れが消滅したりとかもするので、その場合はセグメント分割も出来なくなります。

ただ自分の場合で一番苦しむのが、低音部の音です。特に出だしの音が低く、3度・5度と上がっていくようなメロだと、音程がほぼ垂直に近いような表示になってしまいます。セグメント分割も困難な短さですし、音程も「え?」っとなるような表示になる場合が多いです(汗)。

だからといって「正しい音程」に直すと正しく聴こえないんですよね(笑)。この辺がやはり機械だと難しいところなんだと思います。

もうこの辺は試行錯誤しながらやっていくしかないんですよね。で、労力の割に効果は低かったり、ともすれば逆効果になることも(涙)。

で、結局そういう部分はあまり調整しないでリリースすることになるんですよね...。

もちろんサビでは絶大な効果を発揮しますが、やはり出だしは肝心ですからね。

残念なことですが、これが実力なのでしょうがありません。

ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。