作曲の方法論⑮

で、話を戻して、日曜日に初心者の話を書きましたが、やはりそこには陥りやすい弱点があるので、今日はどうしたら「パターン」にならない曲が書けるか、について書いていきたいと思います。

実際に手っ取り早いのは「音楽理論」を学ぶことです。もちろん「一定レベル」で充分です。難しいように思えるかもしれませんが、はっきり言って「速い」です。

これまで「音楽理論なんて不要だ」と書いて来ましたが、矛盾はありません。これが唯一の「答え」ではなく、かつ「速いかどうか」という観点から見た場足の話ですから。

「音楽理論」を学ぶと、何がパターンか、ということが分かりますから、そこからどうやって外すかとか、どの程度外すか、ということが分かってきます。

「理論を理解して音楽を作る」のではなく、音楽ってこんな感じで作るのか、ってレベルでいいんですよ。

規則は破るためにある、っていうじゃないですか。

理論に基づいて曲を作っている、という方は、ある程度曲を書いている方にはいないと思います。

そうでない方がいるとすればその方は「理論マニア」か、「楽理教」の信者か、もしくはそれを教えて生計を立てている方か、敢えてそういう手法で実験的に作品を作り上げる方のいずれかでしょう。

あんなものは単なる「分析ツール」ですから。

ただ意外と「役にたつ」ツールですよ。何故か、もう一つの方法につい書いてからまとめたいと思います。


ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。