曲と歌詞⑥
昨日少し触れたのですが、では「歌詞」とは本当に分かりやすいものなのか、という疑問も感じています。
もちろん世の中の曲には「歌詞」が分かりやすいものが圧倒的に多数を占めている、そのことは確かでしょう。
自分自身、実は他の方へ歌詞を提供したこともありますが(もちろん曲先)、ある意味世の中の言葉には、「心に響きやすい言葉」というものがあって、それを上手く組み合わされば、それらしい「歌詞」なんて簡単に出来上がりますから。
もちろん自分自身はそのことは知っていても、やはり言葉は吟味して歌詞を書きますが。
自分自身の曲に歌詞を付けた時、アップ予定が冬だったので、冬の歌詞にしていたのに、歌入れが遅れたために、「冬」を意味する言葉を外したこともありました。
元の方が歌詞としては良かったのですが、春、しかもある程度暖かくなってしまうと、やはり違和感がありますからね。
もちろんそれは内容の問題であって、曲のタイトルにはそういった要素は必要ないのかもしれませんが。
自分の曲の中だと、サブスクで圧倒的に聴かれているのは「夏の終わり」という曲ですが、YouTubeのアップも季節無関係ですし、冬の間もそこそこ再生されていました。
自分自身の書いた詩ではないのですが、タイトルが「夏の終わり」であっても、内容が普遍的だから、季節性とは関係なく聴かれるんでしょう。
配信収入の内、この曲が大半を占めていますから、やはりタイトルではなく、詩の「中身」なんでしょうね。
もちろん「季節」という要素は、曲を聴く上での重要な「フック」になるので、そういう意味からすると、「歌詞」と「タイトル」の組み合わせが重要なんだと思います。
今日はいつにもまして迷走、というより全く違う方向に話が進んでしまいました。
本当は歌詞が「本当に分かりやすいのか」でしたね。
もちろんテーマとしては「言葉の選択の巧みさ」で「歌詞」を語ることも出来るのですが、やはりまずは本来今日書こうと思っていた、歌詞が本当に分かりやすいのか、を実例を出しながら書いていきたいと思います。
ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。