古い音・古くない音⑪

そう言えば木管について書いた時、サクソフォンは除く、と書いていたのにそのサクソフォンについて書いていないことに今気づきました(笑)。

何となくクラシックの流れで書いていたので、書きそびれたのかもしれません。

もちろんクラシックでも使うことはありますが、楽器として新しいが故に、使われない作品の方が遥かに多いです。

まあ当たり前と言えば当たり前の話ですが。

この楽器が頻繫に使われるのはやはり吹奏楽やジャズ、ポピュラーだと思います。

これも当たり前と言えば当たり前ですが(汗)。

吹奏楽はあまり好きでないので割愛します。どうしても学生の演奏が頭に浮かんでしまい、こんなことやって楽しいのだろうか、と思ってしまうのですよね。

自由が無い、クラシックよりも。

何だか全然話が逸れているので、テーマに沿った話に戻します。

この楽器は、アンサンブルで使うのとソロ楽器として使うのとで全く印象が変わると考えています。

どちらかと言うと新しい楽器なので、それほど古さは感じないかもしれませんが、アンサンブルで使った場合の方が古さが出やすいように感じます。

というのもジャズなりポピュラーであれば、ソロ楽器として使われる頻度の方が遥かに高いからです。

やはりアンサンブル系で使われる頻度が低いことが影響しているのでしょう。

無くなった訳ではありませんが、もうビッグバンドの時代ではないですから。

下手をするとアンサンブル系で使うこと自体、古いと捉えられかねません。

これは使われ方の問題というより、使われている時代のせいかもしれません。




ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。