CentOS7にUSB Wifiアダプタを追加した話
結論から言います。もうディスコンらしいですが、CentOS7に使えるUSB Wifiアダプタは"BUFFALO WLI-UC-AG300N"一択です。
この家が抱える問題
我が家はざっくりと、1Fに納戸兼書斎、2Fにリビングダイニング、3Fが寝室という構成になっています。
有線で接続する機器はすべて、光のONUが設置された2Fに置かざるを得ないのですが、収納スペースもなく多くの機器が置けません。というか置きたくありません。とはいえ、若干設計が古いためかフロア間のUTP配線は2〜3Fの間のみ、それも家人の寝室なので機器を置くなんてもっての外です。
自宅検証環境
一方、以前からSplunk等の習熟用にCentOS 7をインストールしたHP Proliant Microserverがあるのですが、2Fに置き場所がないことから電源を切ったまま書斎(納戸)に放置していました。とはいえ、壁に穴を開けてUTPケーブルを通そうとしたり、無線LANのUSBドングルを何種類か試してみたりしていたのですが、うまくいかないまま、気づけば1年以上の時が過ぎ去っていました。
敗北の歴史
2017年7月のAmazonの購入履歴に、以下の3点が並んでました…もう1年半悩んでたんですね、これで。
見事に全滅しました。
救世主の出現
というわけで最近はあまり気にもしていなかったのですが、たまたま拝見したQiitaの記事から、WLI-UC-AG300Nが良さそうとのことですぐにAmazonに発注。
インストール
1) まずは"NetworkManager-wifi"をインストールします。
2) nmtuiでWifi接続を新規に作ります。(nmtuiの使い方は、検索してみてください)
結果、下のようにあっさりと接続。
[root@prolia ~]# nmcli
wlp0s19f2u1: connected to Wi-Fi connection
"BUFFALO WLI-UC-AG300N"
wifi (rt2800usb), 10:6F:3F:**:**:**, hw, mtu 1500
ip4 default
inet4 192.0.2.100/24
route4 192.0.2.1/24
route4 0.0.0.0/0
inet6 2001:db8:1::****/48
route6 ff00::/8
route6 2001:db8:1::/32
以上。とっても簡単でした。今まで何を悩んでいたのだろうか…
なお、IPv6の例示用アドレスの書き方に自信がありませんので、間違ってたら教えてください。
参考にしたサイト
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