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その本は、迷惑な寄付?感謝される寄付?

 こんにちは~。青野です。
我が家は、わりと本を買うので、本が増えます。それで、昨日、家人の本10と私の本2,3冊と、家人のCD10枚を個人の古本屋さんに売ってきました。
500円でした。本が処分できれば、満足なのでそれで良かったのですが、本を捨てるのも、売るのもなんか気が重いですよね~。

 それで、図書館に寄付しよう!と思う方がいるのですが、それは、ちょっと、待って欲しいのです。せめてこの記事を読んでから、行動していただけると嬉しいです。

迷惑な寄付とは

 3月の引っ越しシーズンに、段ボールに古本を詰めて、持ってこられた方がいました。現在高校生のお子さんの、子どもの頃の図鑑や絵本です。
事前の問い合わせもありません。古いし、重複する本ばかりで、本当に困りました。

 図書館は、子どもたちのために、新しい図鑑や、読み物など、先生と相談していれる書籍を決めています。内容的に古くなった本、人気があるけどボロボロの本など、毎年のように廃棄します。

 廃棄も簡単ではありません。バーコードリーダーで本を読みこみ廃棄リストを作ります。それから、学校の先生の決済を受け、教育委員会に申請します。申請が通ったら、バーコードを1冊1冊、本からはがして切り取ります。それから、蔵書リストから、データーを消去します。それからやっと、資源回収か、燃えるゴミにだすのです。

 結論、図書館はゴミ箱ではありません。4次元ポケットでもありません。

 すこし、きつい言い方にになると思いますが、価値があると思うなら、古本屋さんに持って行ってください。それができないなら、捨ててください。

感謝される寄付とは


 一方で感謝される寄付もあります。PTA会長さんをされている現役ママさんや、図書ボランティアさんで、人気のある新刊を、「読み終わったから寄付したいの。いいかな?」
と聞いてくれます。

 このような寄付はとてもありがたいのです。状態の良い本や人気のある本でも、2冊同じ本があればそれだけで、棚はパンパンになってしまいます。
そもそも、図書館には、書店のようにバックヤードはありません。少なくとも、小学校の図書館では、そこまで図書に空間を与えられてはいません。

では、どうしたらよいのか?


1,まず、寄付したい本のリストを作って下さい。
2,寄付したい図書館に、電話などで、寄付したいけれど、受けっとってもらえますか?と問い合わせをして下さい。そこで、リストも作りました。といっていただけたら、受け取ってもらえる確率が上がるでしょう。
3,受け取ってもらえるなら、リストを見てもらい。図書館が欲しい。
物だけを受け取ってもらいましょう。

 どうですか?うわ~。めんどくさい。と思いましたか?
いいこと聞いたわ。そうしよう!と思いましたか?

 私は、最近ガーデニングと和裁にハマっていて、そんなに本は買っていないのですが、上の子は、人気の本をパッと買って、市の図書館でその本の情報を調べて、読み終わったら新鮮なうちに寄付しています。200人待ちの本だったりすると喜ばれるようです。

 今、捨て活ブームですよね。
小さな文庫でも、100冊たまれば、かなりの量になります。
そして、好きなものほど、たまります。好きなものほど、手元に置いておきたくなります。

 年齢や環境にもよりますが、年をとればとるほど、重たいものを処分するのは大変になっていきます。私は、自分の本は自分で、なるべく処分する。こどもや親戚に負担をかけないようにしたいと思っています。(上の子にも、ちょと注意されます。本増えてない?と。)

 年配の男性で、2,3冊でも古本屋さんに、持っていかれてる姿をみて、偉いな~。と思います。

 なるべくお互いが、HAPPYになれるような、本の流れができるといいなと思います。

どうでしょう?私の情報はお役に立てたでしょうか?

それでは、また~。(^^)/


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