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オーストラリアでサスティナブルな魚やシーフードを購入したいときに役立つサイト

こんにちは。アンヌです。

今夜はコハダの握りとお味噌汁で晩ごはん、と見せかけておいて、、、、。

ネタは北ヨーロッパでよく食されているニシンの酢漬けで、実は酢漬けニシンの鮨もどきなのでした。

シャリの部分は玄米と雑穀のご飯に少しだけミリンを入れて、握っただけ。

たまに和食が食べたい時、手に入るもので工夫するのも、また楽しいものです。

さて、乱獲漁業はオーストラリアでも非常に懸念されている案件。

消費者が持続可能かつ公正取引された魚やシーフードを選ぶには、そういった情報をまとめて公開してあったら便利ですよね?

代表的なものふたつばかりご紹介します。

GoodFish

The Australian Marine Conservation Society (AMCS) が提供しているウェブサイトで、国内消費に関しては持続可能なシーフードガイドを提供しています。

OKな魚、NGな魚などがはっきり表示されていて、ウェブも見やすく、一般にもよく知られているサイトです。

Australian Geographic

ナショナルジオグラフィックのオーストラリア版サイトで、魚とシーフードのセクションは少しだけなのですが、GoodFishより環境問題に比重を置いており、オーストラリアの動物と環境全般の情報がわかるサイトになっています。

国際認証

ところで、私が鮨もどきに使ったニシンの瓶詰めは、ヨーロッパからの輸入品で、北米やヨーロッパ産の魚やシーフードを購入するときに基準にするといいのがMSC認証です。

オーストラリアだけでなく国際的に海洋漁業を管理協議して維持可能なシーフードを明確化する認証を出しており、元はWWFとグローバル企業の大手が母体になって作られた機関です。

私がつい行ってしまう、オーストラリアでは人気のドイツ資本のスーパーマーケット、ALDI。ここで売られるの魚の3分の1はMSC認証を受けています。

日本でもお馴染みの、IKEA のレストランの魚はすべてMSC認証とっていて、このほかにもカルフールやウォルマートも7割以上はこの認証を取った商品を入れるようにしてるということです。

ただ、持続可能で公正取引されているからといって、プラスチックでパウチ包装されていないわけではありません。

海洋生物だけでなく地球上の環境全体として考えたときに、うーんこれはもっと深くいろいろと絡み合ってるなと感じてしまいます。

最後に、天然魚を持続可能な方法で捉えて瓶詰めや缶詰にし、環境に配慮された包装で国内販売している会社さんをひとつご紹介。

Good Fish

養殖魚の場合、何を食べてどう育てられたのか等、持続性とはまた別問題で、個人的に大いに気になります。Good Fishの魚はワイルドコートの天然魚で品質管理がされているうえ味も良いのでおすすめです。

ちょっとお高いですが買う価値あり。

これからのシンプルライフ

近所に綺麗な川が流れていて、あるいは汚染されていない海のそばで、そこで釣った魚を夕飯にするって理想ですよね。

本当は、そんなシンプルな暮らしができたらいちばん素敵だと思います。

わたしの母の実家は福島にあり、小さい頃夏休みには必ず、茅葺き屋根の大きな日本家屋に住む祖母を訪ねたものです。

祖母は綺麗な川の流れる山と田んぼを持っていて、お米もお味噌も野菜も山菜やキノコも魚やドジョウも、食べるもののほとんどを自分の土地から賄っていました。

それだけ考えると、おばあちゃんすごい贅沢って思うんですけれど、当時は彼女の暮らしを維持できる自然や環境が周りにあったのですよね。

今はそういう暮らしできる環境もコミュニティーも消え失せてしまいました。

まあ、土地も川も海も空気もみんな繋がっているので、どんなに自分だけ静かにシンプルライフを実行しようとしても、必ず影響を受けるし、自分の暮らしもまた周りにインパクトがあるはずです。

そう思うと自分の暮らしだけが持続可能って、実際のところないんだなあと思います。

そうなると、個々の幸せなシンプルライフを維持していくための、今どきならではのコミュニティーのありかたってすごく重要です。

環境を維持して地元の経済を回していけるような底力がありつつ、のんびりとフレンドリーで、誰も追い詰められることのないオープンなコミュニティー。

理想は理想なのですが、社会がそうありますように。どのように作っていくのか、どのように参加してゆくのか、今年の課題になりそうです。

ともあれ、20201年も、自然派ライフを実行してゆきたいと思いますので、どうぞみなさま今年もよろしくお願いいたします!








#ゼロウェイスト #持続可能な漁業 #オーストラリア  





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