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2023秋 能登半島ぶらり旅 1

「能登半島海岸線を一筆書き」ではないが、海岸線を中心にぐるりとひと回りしてきた。4月に訪れた能登島は今回は見送っている。残念ながら天候に見放され、大半が強風と暴風雨との格闘で終わってしまった。それでも能登の美味しい海鮮を堪能し、湯治も兼ねて立ち寄った温泉では良質のお湯に癒された。

初日は岐阜県下呂市にある「大安食堂」でまずランチ。高山市方面からの帰路に店の前を幾度となく通過しているが、人伝に美味いと聞いて初めて訪れた。「とんちゃん」と岐阜のソウルフード「けいちゃん」を楽しみに。とんちゃんといってもホルモンではない。いわゆる豚バラを味噌に浸けた豚味噌である。とんちゃん定食にプラスして、単品でけいちゃんをオーダーしたが、同じ鍋で一緒に焼いてもらった。ご飯がススム君である。無料ということもあってご飯をお代わりをしたが、外食では何年振りだろう。人気店なので平日はトラックの運転手、週末はツーリングのライダー等で賑わっている。特に休日に訪れる際はランチタイムの時間をずらすした方がよろしいかと。自分は10時30分ぐらいに入店した。

とんちゃん+けいちゃん

車の燃料を満タンにして家を出たが、飛騨市古川町で最初の給油。数河峠(数河高原)を越えて富山県入り。順調に目的地の氷見市に到着した。スーパーで車中泊での食料や、ドラッグストアでロキソニンテープを買い求め、道の駅「氷見」に到着。すぐ隣の「氷見温泉郷 総湯」で入浴。道の駅に隣接し、なおかつ大きな公園(比美乃江公園)に近いこともあって混雑していた。

二日目は氷見漁港の2階にある「魚市場食堂」での朝食からスタート。しかし、前日の夜半からの風は凄ましく、車中で経験したことが無いような揺れの繰り返し。軽バンという、車の形状によるものかもしれないが、突風による地震かと思うほどの縦揺れには参った。幸い、氷見漁港に移動する頃には風は収まっていた。

漁港の市場にあって街中にある食堂とは一線を画すので、出入口のドアは一般的なオフィスドア。そこからやや急な階段を登ったところに食堂はある。開店は6時30分だが、10分ほど前に着くと既に数人が入口に並んでいる。食堂(食事)目的の人の他、セリを眺めたり、撮影したりする人もいた。店の入口に暖簾が架かると同時に席に着き、氷見浜丼の「やわやわ盛り」(松竹梅でいうところの竹)をタブレットから注文。厨房を仕切っているのは日本人の女性だが、厨房内は異国の人々が慌ただしく調理している。、ホール担当の兄さんは愛想も良く、客の扱いが丁寧であった。料理が美味かったことは言うまでもない。

氷見浜丼、これに漁師汁(奥のコンロで温めて)が付く

市場の「セリ」の様子は眺めることが出来ると書いたが、水揚げされた魚を囲んだセリ人たちの威勢の良い声が場内に響く。セリは水産物で分けられているのか数ヶ所で行われていた。尚、市場内ではサギが我が物顔で闊歩している。下の画像のサギたち、セリの方向を見ているのが面白い。7時過ぎに食堂を出た頃には大方のセリは終わって人だかりは無くなっていた。

水産物を囲んでセリが行われている、その様子を虎視眈々とサギが見守る

能登半島の付け根にある氷見市から、先端の石川県珠洲市へ移動。途中、2回目の給油を行った。Google Mapsの目的地は「イカの駅 つくモール」である。せっかく奥能登に来たのだから、6億円の経済効果を地域にもたらした「イカキング」をこの目で確かめたかった。なるほど立派なスルメイカであった。特産物の直売所には観光バスの旅行客をはじめ数十人のお客様。まずまずの賑わいである。自分も少しばかりの土産物を買った。つくモールを出た頃から雨が本降りとなり、次の目的地「道の駅 狼煙」に到着した頃は暴風雨となっていた。禄剛崎(ろっこうさき)灯台に登りたかったが、車を下りる気にもなれず駐車場をぐるっと回っただけで先へ進んだ。

荒れる日本海に現れたゴジラ(岩)*画像加工済

元より旅行ガイドブックは利用せず、Google Mapsが表示している景勝地をピックアップして計画を立てている。晴れていれば良かったが、この日は暴風雨。禄剛崎灯台以外でも山の展望台にも登ってみたかったが腰痛も治まっておらず行けずじまい。結局、海岸線に沿って移動することにした。珠洲市から輪島市を繋ぐ国道249号を中心とした海岸沿いの道路を「奥能登絶景海道」と呼んでいるらしい。「垂水の滝」では強風に乗って「波の花」がホイップしながら水平(野球で言うライナーのよう)に飛んでくる。「白米千枚田」は数年ぶりに訪れた。この付近は風雨とも落ち着いている。「道の駅 千枚田ポケットパーク」に車を停めて日本海に目を向けると鉛色の空に虹が架かった。朝食を奮発したので、お昼は道の駅で買った「草餅」と「どら焼き」を110円のコーヒーで流し込んだ。

水平線に架かる虹 *画像加工なし

輪島市街地にほど近い「ねぶた温泉」の立ち寄り湯を利用して腰を癒す。お昼を過ぎたばかりの時間だったからか、貸切で入浴出来た。車の運転には全く支障はないが、就寝するために横になると、坐骨神経痛が目を覚ます。とにかく温泉に浸かって体の芯を温める。

今宵は「道の駅 輪島」に陣を構え、最近SNSで知った居酒屋に出向く。暴風雨の中、10分ほど歩いて店の前に立つが「臨時休業」の看板。風に煽られ、ずぶ濡れになって道の駅まで引き返した。ゴーゴーカレーが営業していたので入店。初のゴーゴーカレーでチキン南蛮風カレーを食べた。なかなか美味しい。

2日目の行動はここまで。輪島でも氷見以上の暴風さらされ、怯え、耐えながら朝まで仮眠をとることになった。というより、暴風と腰痛で夜中の2時に目が覚めて以降、横になることが出来なかった。

2023秋 能登半島ぶらり旅 2 に続きます。



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