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輪島朝市と能登島

これまで能登半島は七尾市の日帰り温泉と、輪島市の白米千枚田へ行ったことはありますが朝市は未だ経験なし。今回は朝市を目的に輪島までやってきました。調べてみると朝市が行われる「朝市通り」に「永井豪記念館」があるではないですか。これはもう行かなくっちゃ。

車中で朝メシ前のコーヒータイム

仕事を終え、自宅近くの「とんかつ屋」で晩飯をかき込んで雨の中出発。東海北陸道から北陸道の金沢森本インターチェンジを経て「のと里山海道」を北進。一路「輪島朝市駐車場」を目指します。夜遅い時間ということもあって七尾市以降は交通量が少ない。気をつけるべきは野生動物。この辺りもニホンジカは出るのかな。ニホンジカは長野県を始めとしてアチコチの山間道路で度も出くわしているのでついつい警戒してしまう。が、駐車場に無事到着し、車中泊をさせてもらった。

カモメのつがい

まずは朝メシ。事前リサーチで店のアテはつけてある。7時30分からやっているようだ。駐車場を出て周辺をブラブラしながら時間が来るのを待つ。日本海に注ぐ河原田川にはカモメが飛来していた。

「朝市さかば」で朝メシ

「絶対美味いだろう」、「美味い筈だと」自分に言い聞かせ、店主と思われる男性が暖簾を上げると同時に入店。食券を買ってカウンターで待つこと十数分。目の前に現れた焼魚は鯵。これを能登半島秘伝の「いしる」に漬け込み干したもの。それを最高の塩梅で焼いてある。おろし大根、追い醤油はまったく不要。

美味い

なにもかも美味い。あおさが入ったみそ汁も、コメも美味い。恥ずかしながら幼少期の躾が悪かったらしく、焼魚をキレイに食べることは苦手だが、精一杯、いただきました。お世辞抜きでまだ食べたいと思わせるお味でした。いずれ能登半島をぐるっと1周したいと考えていますので、「朝市さかば」はリピート決定です。

天気が悪く出足不調

さて、お目当ての朝市です。開店時間は8時ですが、今にも降り出しそうな空模様で準備も滞っているようでした。人影もまばらです。「朝市通り」をブラブラと歩いていると「重蔵神社」に突き当たりましたので参拝します。

「重蔵神社」

重蔵神社は創建がなんと紀元前1世紀!と伝えられているような古い神社です。本殿は明治期に焼失したものの直ちに再建されて現在に至っているようです。

重蔵神社から朝市通りへ折り返し、品物について説明する店の人の話に耳を傾けながら、朝市を楽しみました。イキが良さそうな魚や、酒の肴にもってこいの乾物が並んでいました。輪島塗の漆器にも興味があったのですが購入には至らず。申し訳ございません。で、マジンガーZが待つ「永井豪記念館」へ足を運びます。

永井豪記念館

入口に立つマジンガーZを見落とす人は少ないと思いますが、記念館の前にも朝市の売台があります。入場料550円を支払って入館。受付周辺の売店コーナーは撮影可でしたが、その奥の展示会場は撮影NGでした。会場で流れていたキューティハニーの懐かしいい映像に魅了されました(笑)

朝市には1時間半ほど滞在しました。せっかくなので能登島へ渡ろうと思い車を走らせます。生憎の空模様で、晴天であれば「橋」の美しさも、ドライブの楽しさも倍増するのでしょうが、天気ばかりは如何ともし難しです。島の北側の「ツインブリッジのと」で島に入り、南側の「能登島大橋」を渡って島を出ます。途中、「道の駅のとじま」でちょっとだけ買物をして、その先にある「お食事処みず」で昼食をとりました。なんとも個性的…というか、昭和レトロというか、一見さんには少しハードルが高い店でしたが、店員さんが気を利かせて教えてくれます。カキフライ定食を頂きましたが美味しかったです。

ちょっと小ぶりだけど美味しかったカキフライ

能登島につながる「ツインブリッジのと」と「能登島大橋」の動画はYoutubeにUPしましたのでご覧ください。車で走行しているだけの動画です(笑) 

旅行日:2023年4月16日


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