見出し画像

万治の石仏

霧ヶ峰でのスノートレッキングは突発的な体調不良により完敗に終わった。翌朝、帰路途中にホテルから車で20分程ほどにある「万治の石仏(下諏訪町)」を見学に行った。仏様であるからして、正しくはお参りである。この日の諏訪は前日に降った雪が4年振りの大雪となり、諏訪大社下社春宮から浮島(浮島社)を経由する通路は全面積雪で覆われていた。そのユーモラスな姿にあの岡本太郎画伯が感銘を受け、日本国中にその存在を広めたという。近くには画伯が揮毫した石碑もある。お参りの仕方にも作法があって石仏の周りを三度回る。前には老齢のご夫婦が居て石仏の周りを連なって歩いておられた。一人だと少し恥ずかしい気もするが、お二人が帰られた後、石仏に一礼して「よろずおさまりますように」と念を唱え、三周した後には「よろずおさめました」と唱えてからまた一礼した。どんな大水でも決して流されない浮島には「祓戸大神(はらえどのおおかみ)」を祀った浮島社がある。小さなお社だが四本の御柱に囲まれている。

画像集はこちら ↓

https://note.com/blue_smiles/n/na5fc4e4b9938

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?