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地域コミュニティにおける仮説と検証するためのMVP

MVP(Minimum Viable Product)はリーンスタートアップで重要な顧客に価値を与える最小単位の製品やアプローチです。

今回、地域コミュニティでも活用できるのではないかと思い、実践してみました。

埼玉県和光市について

埼玉県和光市という市をご存知でしょうか。

東京都と埼玉県の県境にある小さな市になります。
特徴としては、池袋まで15分ととてもアクセスが良く、本田技研工業、理化学研究所など研究に特化した街です。
ただ、「和光市と言ったら何があるの?」と問われると悩んでしまうような市になります。

和光地域デザイナーについて

和光市に住む人を対象に、和光市の良いところを発信するローカルメディアを構築し、地域の輪を広げることを目的とした活動し始めたばかりのコミュニティです。

今回は、ローカルメディアの一歩として、自分たちのコミュニティのホームページ作成を題材に話を進めました。

ホームページ作成における仮説

ここからが本題です。

ホームページを作る事自体は難しくありません。レベル感に差はあるにしろ、AWSやWord Press等使って、自分たちがかっこいい、素敵と思うデザインで、作れば良いわけですから。
重要なのは、「ターゲット」や「ニーズに合わせたコンテンツ」です。

そこで、今の和光市の問題を元に、仮説を立て、ターゲットを検討しました。

【問題】
20代の住居者の出入りが激しいため、コミュニティが成長しない

【仮説】
和光市の魅力が他市でも賄える為、子供が幼児期から児童期に移る際に、他市に移住してしまうのだろう。

【ターゲット】
賃貸で幼児期の子供を育てている家族。
母目線と父目線がある為、それぞれ別でターゲットとし、コンテンツを作成する

【指標】
PV数

ホームページ作成のMVP

検討したターゲットを元にいざホームページを作ろう…と思っても、そこには予算問題が発生します。
新しいコミュニティである為、収入源はありません。その為、「予算をかけない」事が前提条件になります。

そこで、ホームページの代わりになる物を検討し、予算問題に時間を掛けずリリースする方法として、Facebook、Instagram、Twitter、noteを活用する形で進めることにしました。

Facebookをホームページの入り口として、コンテンツをnoteやInstagramで充実させ、Twitterで拡散するという形です。

以下役割明記。
【Facebook】(URLは後ほど)
ページを自分たちの一時的ホームページとして活用。無料でページ作れる事がメリット。
【Twitter】(URLは後ほど)
自分たちの活動拡散用に活用。フォロワーが多い人の拡散力は爆発的。
【Instagram】(URLは後ほど)
活動履歴として活用。写真を活用した活動履歴が強く、各SNS連携が強い。
【note】(URLは後ほど)
コミュニティメンバー等の情報をマガジンとして集約。各自のアカウントで書ける事がメリット。

この形であれば、予算も必要無く、とてもライトに始められ、PV数によるフィードバックがいち早くもらえると想定しています。

まだ、動き始めの段階なので、コンテンツ作成、検証はこれからになりますが、地域のコミュニティにも、仮説検証、MVPを活用する事ができそうだと感じました。

まだまだ僕も勉強中ですが、学びながら挑戦してみたいと思います。

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