大好きな人を失うとき
傲慢で謙虚さを失った時。
私の中に何か違うものが生まれてた。
彼にかんぺきになって欲しかった。
お金を稼いでくる、
私を幸せにしてくれる、
安心感を与えてくれる、
清潔でだらしなくない人、
しつかり自己管理できる人。
色んなことを考えていたら、
いつのまにか要望だけが膨らんでいた。
理想の姿に変わらない彼を憎み、
ストレスがたまり、
嫌味をぶつけていた。
その度に口論になり、別れ話が出た。
今思えば私は彼が大好きで
少しも離れたくなかった。
いつのまにか鍵を借りて一緒にいるように
なつた。
かたときも離れたくなくてそばにいたかつた。
鍋を食べて幸せ感じてた。
尽くしたこともなかつたけど尽くしたいと
思った。
彼の中に、彼の人生にいたかつた。
大事にされたくて愛されたかった。
何より優先して欲しかった。
だけど彼は私を愛して大事にしてくれてる。
とても優しい。
してくれることばかりなのに、
なんで望むことばかり。
私の良いところなんてなかつた。
私にはもつたいないくらい素敵な人。
大好きで仕方ない人。
離れたくない。
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