ビジネス婚のかんそう(最終話)
いーーーーーーそがしい(久しぶり)
というか、ずっと忙しかったマイビジネス。まさかビジネス婚が始まって終わるまでこんなにずっと忙しい祭り状態が続くなんて思いもよらなかったです。もっとのんびりしてる予定だったのに…!恋もビジネスも、思い通りには行かないもんですね(なんかうまいこと言った風)というわけで最終回、ようやく見ました。先に言っておきます、今日の感想noteはたぶんめっちゃ長いです。
※このnoteはネタバレを含みます。
それにしても、ついに最終話ですか…
感慨深いですね。
毎週毎週このnoteを読んでくれた読者の皆様もありがとうございます。
ほんと、毎週菅井さんの演じるいろんな雅が見れたのが至福でした。長く付き合った恋人にフラれたり、仕事に邁進したり、なにごとも一生懸命で、めちゃくちゃ攻めな雅ちゃん。ずっと最高でした。
草川さんも、ありがとうございました。司を演じたのが草川さんでよかったなって思いました。僕がどうしても司という人物をなかなか好きになれなかったため、その魅力に気付くのが遅れ、褒める機会もあまりないまま来てしまいましたが、草川さんが司じゃなかったら、見続けられなかったかもしれないです。最初はそのあまりのいけすかない感じに、ついつい頭カチ割られて欲しいなんて書いてたのが、徐々にスーパー誘い受けヒロインなのだということに気付き、どんどん可愛くなってきて、もう今や子リスのように見えてます(褒めてる)
バリタチ王として攻めの姿勢を隠しきれない菅井さんの演じる雅を受け止められる男なんて、草川さんの演じる司しかいねぇよなって思います。
さぁそんなわけで前回、ついに雅が司に思いを伝えたところで終わりました。これほんと前回のnoteの一番の反省なんですけど、雅の告白シーンについての記述、少な過ぎた。前半のシーンの風の強さになんか言及してるもんだから文字数が嵩み、正直、書き疲れてしまいサクッと次回に回してしまったことをここに懺悔します。すみませんでした。今回はもう最終回ですし、フリック入力のしすぎで指の指紋消えるまで、全て余す所なく書き連ねようと思います。
でさぁ!(急にデカくなる声)
告白シーンの雅ちゃん、めっちゃ良いよね。
「司さんが…好きです」
このセリフですよ。まずね、この、ちょっと強めの司さん、から好きです、で急に上擦る感じ、好きですという言葉を口にする時の緊張を完璧に表してて、控えめに言っても天才。今まで抑えてたあまりにも強い気持ちがこぼれ落ちた感があってほんともう最高ですよ。僕も名前を"司"に改名することで雅ちゃんに告白してもらえるんでは??と真剣に改名を検討しました。
しかしその告白を受けた司ときたら、素直に好きと返せばいいものを
「いや…いいのか!?このまま感情に任せて気持ちを伝えて…この恋愛感情にもきっと期限がある…」
とかぬかしてまして。
おえええええええおおあおいいあいいいいい!
(これどう発音するん?)
おまえはぁ!
またそんなこと言って!!
もうねぇ聞き飽きたんよ。期限がどうとかってさぁ!もうたくさん!!雅ちゃんは好きになったら契約違反ってわかった上で、それでも抑えきれない気持ちを伝えたっていうのに、司ときたらまだそんなことでうだうだと!堂ノ瀬・うだうだ・司に改名したら??
好きにならない言い訳なんていらないの!いま君に許された返事は「俺も好き」か「俺も好きだよ」または「俺も好きなんだ」しかないでしょ!?(好きだよ五段活用)
司「いつから?」
雅「司さんのご両親に挨拶した日からです…」
司「そんなに前から?」
ね。ほんと。悔しいけどそんなに前からずっと好きなんだよ雅ちゃんはなぁ!!!視聴者からしたら、え、こんな早く好きになっちゃうんだ、今後の展開大丈夫?って心配になるくらいずっと前から好きなんですわ。昨日今日想いに気付いた司とは年季が違うんです。
ずっと、ずっと俺のこと…?
と司に言われた後に、肯定の代わりに伏せられた目線もすごくいい。ここまじ無双してる。菅井さんの演技無双が始まってる。さすがの最終回よ、余す所なく集大成を見せてくれるんすね。
司「悪かった…」
雅「そういうところも好きです。悪かったとか、ありがとうとか、ちゃんと言葉にしてくれるところ」
ああ…
そうだね…
そんな当たり前のことができない人が、多いんだよね世の中。
雅ちゃんは、言葉にして伝えることの大事さを、強さを知ってるんですね。
『生まれてきてくれてありがとう』もそうだけど、どちらかというとそんなん言わなくてもわかるじゃん的思考の強い世の中で、それをちゃんと口に出せるって、それって結構すごいことなんだよね。
でも…それなら俺のほうがもっと言葉にしてるけどね!!
毎週2000文字以上言葉にしてますけど!綴ってますけど!!なんなら全世界に向けて公開してますけど!ねぇ!どぉ!?(普通に嫌)
雅「…離婚してください。ルール違反ですから」
こここここここここ!
ここ!!(ニワトリ?)
ねえここ!ここやばくない?
…の間のところの表情ですよ。
好きですって気持ちを言葉にしながら実感して思わず少し微笑んで、やっと言えたっていうほんの少しの安堵、そこからすっと覚悟を決めて一つ大きく息を吸い、決心の一言。
お見事。
あっぱれだわ。
これがドラマ主演としてまだ2作目だってんだからほんと、驚きですわ。完璧な表現力よ。この先どこまで魅せてくれるん?やばない?
これにはさすがに司も圧倒されるよね。動揺してるのが一目でわかる、すごい高速の瞬き。まぶたで餅つきでもしようとしてる??お正月はまだ先ですけど???
司「…わかった」
わかった?
わかった、だと?
この雅ちゃんの信じられないくらい美しい涙の前で、わかった???
わかってねぇだろがよおおおおおおおおお
わかってなさオブザイヤーだろがぃ!このわからずや!!!
何もわかってない人が言うことランキング堂々の一位ですけど!?もうアンケートするまでもない、司はわかってますか?項目、10000%のNOですけど!?
はぁはぁ、すみません、これまだ冒頭3分くらいなんですよね、大丈夫かな、このペースだと書き終わるのに1ヶ月くらいかかりそうだよね。てか血圧上がりすぎて書き終わる前に倒れるかもしれないね。休み休み行こうね。
そして、少し距離を置きたいという司の言葉に従い、荷物をまとめて出て行こうとする雅。その手を掴んで、俺が出てくという司。
優しくすんなよ…
優しくするならさぁ!
好きだって言ってあげればいいじゃん!!
肝心なことは何も伝えないで、来るかどうかもわからん未来に怯えて、今大事なものを手放そうとしてるんだよ司ねぇ、わかってる??!!
司が怖がってるその「期限」ってなんなんですか?
てかもう人はいつか死ぬとう期限が必ずあるのだから、そんなもん大したことないと違いますか???(究極)
寝室で離婚かぁって泣きながら呟く雅ちゃんは、めちゃくちゃ切なかったけど、でもどこかスッキリしたような雰囲気も出してて。
雅ちゃんは決めて、伝えることを選んだんだもんな。
そうなんだよね。雅ちゃんはいつだって、ちゃんと自分で決めて、選べるんですよ。
でも、言葉の持つ重みを、その強さを知ってるからこそ、ルールとして決めた「契約」の内容を、軽んじることができない。正直、2人で決めただけのそんなルール、無視しちゃえばいいのにって思わなくもないけど、そうじゃないんだよな。決めたことを、一度発した言葉を、その決断の重さを、それを軽視しないことが雅ちゃんの生き方なんだよな。
でもそれって、悲しすぎるよね…
一週間別居して、誰もいない部屋に帰って、2人で暮らした痕跡に落ち込む雅ちゃん。わかるわー。なんか、2人で使ったカップとかそういうのでふいに思い出すこと、あるよね。でも「この部屋…こんなに広かったっけ…」って呟いてたやつ、それに関してはずっとめっちゃ広かったで。こんな一般家庭そうそうないやろってくらい、広かったで。
そんな雅ちゃんのもとに司から花束と、メッセージでの「生まれてきてくれてありがとう」が届く。
思わずなんでこんなことするの、と崩れ落ちる雅。
それな!!!????
ほんとだよ。
なんでそんな中途半端なことするんですかね司は。もう堂ノ瀬・どっちつかず・司に改名しなさい。
はぁ、もう、そんな上辺だけの優しさの男なんて見限ってはよ離婚して俺と結婚しよ?ね????
ちょっと高級マンションに住まうお金はないけど、VR空間に立派な家建てるから、ね????どう???VR結婚生活しよ???ね???無理???ダメかぁ…。VR内見の話聞いてこれだ!って閃いたんだけどな…。
一方そのころ、当の堂ノ瀬・迷える子羊・司は、なんで好きだって言えないんだ…と一人社長室で苦悩していました。ほんとそうだよ。言っちゃえばいいだけなのに。雅を幸せにする資格なんてあるわけないとか言い出して、もう完全に堂ノ瀬・優柔不断・司です。
つーわけで、お願いしますね光宗。光宗が社長室に入ってきたときは、もうほんと待ってましたって感じでした。
光宗「ごちゃごちゃ考えすぎじゃない?」
ジャブ!
光宗「司って、全部逆だよね。形から入って、相手のこと考えて、最後に自分。司は幸せになっちゃいけないわけ?」
ジャブ!!!
光宗「こんなに悩む司、初めて見たんだけど」
ストレート!!!!!
カンカンカンカン!
はいKO。
いや見事でした。そうなんですよ。もう全部一言一句その通り。
やはり客観的な意見ほど、自分を振り返ることができるものはないですね。司お前、ほんと光宗とか潮とか、周りの人に超絶恵まれてるから、マジ大事にしなよね????(誰?)
さて今度は雅ちゃんです。苦しむ雅ちゃんを救ってくれたのは我らが九重先輩でした。やっぱね、九重先輩ならやってくれるって俺ずっと信じてた。自信がなく、仕事ならなんでもうまくいくと思ってたのに、うまくいかなくなったと心情を吐露する雅ちゃん。
「じゃあ、やり直せば。間違えたんなら、やり直せばいいじゃない」
「うまくいくまで、何度もやる。それが雅ちゃんでしょ」
「主任になったのも、1つ1つ積み重ねてきたからじゃない?」
あああああああパイセン…パイセン…あざっす…そうなんです。それが雅ちゃんなんです。もうコーチングの天才・九重パイセン。なんか本とか執筆して欲しい。セミナーとかあったら参加したいわ。てか雅ちゃん、主任昇進おめでとうね。転職して3年で昇進ってすごいわ。さすがしごできバリキャリウーマン。僕も頑張らないとなぁって励まされます。
さあ!
双方、準備は整いましたよ。
司に買ってもらった服を来て走り出す雅。
家を出てすぐ、反対方向から走ってくる司。
2人は初めて会った、あのレストランへ。
司「全部、運命だと思う。…ううん、運命にしていきたい。雅となら」
雅「私も、運命にしていきたい…。司さんとのこと」
いやこれ…
運命五段活用じゃん…。
なにが運命かは、自分で選んで決められるんですね。
司「好きだ。結婚してください」
雅「…はいっ」
wish you happiness…!!!!
よかったよかった。
まったく、手間かけさせやがって…。(何もしてない人)
まさか1話のあのシーンと、最終話のこのシーンを繋げてくるとは、これは上手い演出ですね。こうなったらもうあのチョコプレートも伏線ですわ。無事伏線回収ですわ。
ということでね。ハピエンでよかったです。
結婚式のシーンで光宗が失恋したことにようやく気付く潮ネキ、最後までほんと最高、大好きでした。ほんと、いつまでも司と友達でいてあげてな…。雅ちゃんのことも、よろしく頼みます…!
長くなりましたが、お付き合い頂きありがとうございました!
ではまた次のnoteでお会いしましょう〜
また書きます!!
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