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[日記]運はそっちに振り分けられたのか

こんにちは。無券日記を書いたことにより日記のサイクルが早速乱れました。

いつふゆファンイベントの無券がつらくて無気力な日々です。1日2時間は見てたSNSも、みんなのイベント楽しみ〜的なポストがつらくて1時間半しか見れないくらいです。いやちょっと見すぎだな??

ただ…これは言っとかないとかなと思うので報告するんですが…実は先日某櫻坂のライブのために横浜行きまして…それが…アリーナ席、だったんすよね…しかも、Aブロック…

ああ!待ってみんな!解散しないで!!

ちがうの!ほんとに!Aブロックって言っても1番後ろの列でした。え?いや、あの…Aのどこかって言うと…A3ブロックだったから…ど真ん中だったけど…うん…あとメインステージに対しては1番後ろだったけど、センターステージに対しては真後ろがステージだったので、ある意味最前列的な位置でした…

すみません。

これは神を疑ったことに対する謝罪です。
ちゃんと運使ってくれてたんすね。
本当にすみませんでした。そしてありがとうございます。

ということではちゃめちゃに最高なライブでした。ちょっと今日このライブについて語りたい、いいですか?ダメって言われてもするね。

いやほんとにマジで信じられないくらい近くて限界まで隅々を見ることができました。さらに双眼鏡使って穴が空くほど見てたら、連番した人にそんな近くで双眼鏡使う人いないよ、と呆れられましたが、近いからこそ必要なんでしょうが!!と熱く語るほどでした。

特に良かったのは、静寂の暴力。
ご存知ない方に説明しますと、こちらは櫻坂46の3期生の楽曲でして、ライブではその名前の通り音無しの静寂から始まるというニクい演出がされることが多いです。この通称・静寂チャレンジが初めてされたのが昨年のZOZOマリンスタジアムで行われたアニラで、センターステージ上に現れた楽曲センターの山下瞳月さんにスポットが当たり、音が入らないまま花道をメインステージへ向かって歩いて移動、その後曲が始まる、という演出でした。普段フー!とかおおー!とか叫ぶヲタクが初見にもかかわらず何かを察して一瞬で黙り、固唾を飲んで山下さんを見守ったあの景色は、冬の冷たい空気も相まって、張り詰めた緊張感があり、こんな演出する櫻坂はほんとアート感強めアーティストすぎるなと感動したのを覚えてます。

そんな訳で今回のライブでも、山下さんにスポットが当たり、カメラで抜かれ、音がない時点で静寂チャレンジだ!とすぐ察しました。メインステージから花道を通ってセンターステージへと移動するのを、黙って見守るヲタクたち。

待って、センステくんの!!??

気づいた時は思わず声が出そうになりました。危ないところだった。もう少しで声出しちゃって、お隣さんに舌打ちされたり、SNSで「今日静寂の暴力で叫んでた害悪ヲタクいたね」って書かれたりして泣いちゃうところだった。ギリギリこらえた。

何を隠そう私、いくつかある3期生楽曲の中では静寂の暴力が1番好きってくらいでして、それをセンターステージってことは目の前で見れるってことじゃんね。と気づいたわけです。これはやばい。

センターステージにはすでに他の3期生がフォーメーションに並んでおりスタンバイ済み。ちなみに向きとしてはそれを後ろから見る形でした。
ここに山下さんが合流するとイントロが流れるのが定石ですが、音がない。
そして、なんと無音のまま踊る山下さん、それに呼応するかのように続けて踊る3期生メンバー。

嘘だろ…

音がないのに完全に揃ってる。
衣擦れの音、ステージと靴の摩擦で鳴る高い音、一糸乱れる足音、呼吸の音まで。
普通なら絶対聞こえないような音が、聞こえる。
後ろからだから余計にぴったり揃ってるのがわかる。

おそらくワンフレーズ分踊った後にようやく流れ始めるイントロ。

なんちゅうもんを見せてくれるわけ?

これこそ暴力ですわ。ほんと静寂の暴力。声を出せないのをいいことにすげぇもんを見せて、ほんとはひ、ひぇー!とか叫びたいのを、奥歯割れるくらい噛んでこらえるヲタクの反応をみて、ほれほれ!こんなこともしちゃうんだよ、すごいだろ?え?叫びたいよねぇ!声出したよねぇ!でも声出したら台無しになっちゃうねぇ!とか言いながら楽しんでるんだからさぁ!とんだサディスト演出ですよ。

そもそも静寂の暴力って、コンテンポラリーっぽいダンスで運動量多くて、それなのに歌詞にポエトリー入ってたりして、もともと難易度の高い曲なんですよね。それを、それをさぁ…さらに難易度上げた演出見せてくるとはね!!はい。すみません興奮してきちゃった。

とにかく1秒でも逃さず今見てるものを記憶に焼き付けたいという思いとは裏腹に、目が一個では足りない!というくらいダイナミックかつ素晴らしい表現力で踊る3期生たち。くそ!こんなことなら目を11個に増やす手術を受けてくるんだった!(メンバー11人なので)ついでに脳にSSDを埋め込んで、見た映像を記録できるようにしてくるべきだった!(どこで受けられるんだそんなの)いや待て、公演では録画機器の使用は禁止だから脳に埋め込んだメモリへの録画も当然禁止??脳内でしか再生できないならギリギリセーフ???

なーんて考えてる間に一瞬で終わった。

これは全ての曲がそうですが、早すぎるのでもう一回ずつやってほしい。

すごいなんて簡単なセリフで終わらせたくないものがありました。なんていうか、胸に迫るものがある。すみません、言語野を記憶のために潰したのでちょっと語彙が乏しくなってます。とにかくやべぇ、すげぇ。まじありえん。ぱねぇ。

あと、セリフ前に振り付けの流れで目立たないようにさりげなくマイクの位置を調整する山下さんにめちゃくちゃときめいてしまった。女性の好きな仕草の3位がマイクの位置を調整する仕草なので…(見られるタイミングが完全に限定されすぎる)

それにしても櫻坂の3期はほんとすごい。
みんな歌もダンスも上手いし性格も良くて謙虚でかわいくて頭まで良いという。なんでこんないい子ばっか集められるの?加入条件に「前世でのアイドル経験」って書かれてる??もしくはタイムリープしてる???まだ加入して1年くらいというのは信じられない。

とまあ長々語りましたけど、これはほんの一曲の話(しかも3期生)。このレベルのやばいパフォーマンスが初めから終わりまで続く、それが櫻坂のライブなのです。ほんとは全部書きたいけど流石に長くなりすぎるので自重します。

ほんとここ最近の櫻坂は、前までももちろんずっと好きだったし良かったけど、凄さが増しててまさに満開って感じ。推してて楽しいです。
特に3期生加入から加速度的に良さが増してて、新メンバー加入ってこういうことだよなぁって思わせてくれます。欅坂デビュー時から振り付けを担当してるTAKAHIRO先生が、YouTubeで公開された3期生加入時のドキュメンタリー動画で「先輩に対する一番の礼儀は、先輩を超えること」と言ってたのを、きちんと守って実践してる感じ。いやほんといいこと言うなTAKAHIRO先生。

もしチェイサーゲームWきっかけで菅井さんを知って、欅坂や櫻坂にも興味をもった人がいたらぜひ今の櫻坂を見てほしい。菅井さんが守ってきて、そして受け継いだものがすごくすごく素敵に花開いてるので…。

なんか立場のよくわからん宣伝みたいなnoteになっちゃった。そんなわけで運の総量というものを実感しつつ素晴らしいライブを堪能してきました。これで、ファンイベ無券のつらさがだいぶ緩和されました。こんないい思いをしてしまったならイベント当たらないくらい仕方ないよね…。いや…全然当たってもいいんですけどね、はい、こちらとしては全然心の準備とか大丈夫なんで、はい。

また書きます!


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