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2時間耐久レースのよう

 土曜日の朝は、なかなか起きられません。離れたところに置いてある目覚まし時計のアラームを止めに行ってはベッドに戻る、というのを何度も繰り返し、ようやく起きたのは7時前…。アラームは5時半にセットしているので……1時間半もそんなことをやっていたみたい…。

 そんなこんなで、お散歩に出たのは8時すぎでした。
 池のある公園に入って100mほとで、ワンコ座り込む…。舌を出してハーハーいっていたので、暑かったのかな? 他のワンちゃん達は普通に歩いとるけどなぁ…。12歳だからなのか、平日にずっとクーラーの効いた家の中でお留守番しているから暑さに弱くなってしまっているのか。お水を飲ませて、抱っこして少し歩いてから、地面に降ろす。と、今来た道を戻っていく! 通りすぎたところに、気になる匂いが何ヵ所かあったみたい。えー! 戻るんかい! と肩を落としてママも戻る。
 そんなことを繰り返して、とうとう歩かなくなったので、抱っこして川沿いの遊歩道を通って原っぱへ。この頃にはもう暑くなっていたので、余計に歩かん。適当にその辺の草をクンクンして、“ママ抱っこ~”。
 結局、8割がた抱っこだったので、今日は2時間ほどで帰ってきました。

 ママだって暑いのです。汗だくです。すでに夏を思わせる日差しの下、5kg超のあなたを抱っこして、延々と歩き続けて。しかも、寝坊のせいで、ママは朝ごはん食べとらん。(ワンコは朝ごはん食べた。)暑い。重い。腹減った。

 けれども、5日間(今週は4日間)もずっとひとりでお留守番をがんばってくれているので、休日ぐらいはできるだけ外に連れ出してあげたいのです。抱っこばかりであっても、外の景色を見て、風を感じて、匂いを嗅いで、歩きたいときに歩けば良いと思います。平日の朝晩も町中をお散歩しているけれど、休日は自然がたっぷりなところに連れていきたい。

 ようやく家に帰りつくと、ワンコはお風呂に直行。“ママ、プール~♪” だそうです。バスタブを掃除して、栓をして、ワンコを入れて、水を張る。ワンコにパチャパチャやらせている間にちょっと片付けをしていると、ワンコがバスタブの縁から目だけ出してジーッと見とる。“ママ、側にいて~” だそうです。そうね、ママ、ちょっと休もうかな。脱衣所に座り込んで、冷たいお茶を飲みながら新聞を広げる。ママ、別のところで休みたいんやけどね…。ていうか、腹減ったな。

 けれども、ひとりでお留守番続きなので、休日ぐらいはできるだけそばに居てあげたいのです。ワンコにとっては、とても貴重な時間だと思います。(SNSにもあまり時間をかけないようにしないと…。)

 そんな感じで、毎週、土曜日が始まります。
 もっと早く起きて、もっと涼しいときにワンコが歩けるよう、私も朝ごはんを食べてエネルギーチャージしてからお散歩に行けるよう、何とかがんばりたいと思います。

 私が長時間スマホを触っていたり、新聞を読んでいたり、本を読んでいたりすると、ワンコがつまらなさそうな顔をします。お留守番が長いから、きっと寂しいのでしょう。せめて、残業がなくなればな…。

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