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2024年6月7日

2024/06/07 08:05

今日もお弁当作りに精を出す。
ウキウキで買いに行ったお弁当箱に、冷凍しておいた雑穀おにぎりを解凍して詰める。
自然解凍できる冷凍食品も、おにぎりの隙間に詰めてみる。
少し冷まして蓋をして、おしぼりを挟んでバンダナで包む。
世界にひとつだけの、私のお弁当が完成した。

箸を使わず片手で食べられるようにしたかったので、米はおにぎりにした。
おかずも片手で食べられるようなものを選んだ。
参考にしたのは、昔の戦闘機乗りたちが食べたとされる航空弁当だ。
海苔巻きや卵焼きが多かったらしい。
狭い飛行機の中で長時間の飛行は想像を絶する負荷がかかるだろう。
飛ぶだけでも神経を使うのに、そこから闘いを行うのだ。
彼らにとって、食べることは単なる栄養補給である以上に安息と癒やしをもたらしたのではないかと想像する。

そんな大空の侍たちに比べれば、私は肉体的にも精神的にも比較にならないほど負担は軽い。だが、それでもこの自家製お弁当は大きな癒やしをもたらす。
手の込んだ装飾や味付けはしていない。冷凍技術の発展の恩恵を真正面から受けているだけだ。ありがたい。

そしてこれはちょっとした発見。
空になったお弁当箱を持ち帰り、すぐに洗う。
乾かして食器棚に戻し、翌日までお弁当箱を保管する。
そして翌日またお弁当を作る。
この一連の動作を淡々と続けることが、生きる事への自信につながるのだ。
小さな事だが、「やればできるじゃん」が生まれる。
雑穀おにぎりのストックが無くなりそうになれば、追加で米を炊いておにぎりの形にして冷凍する。最初は面倒だなと思ったが、いざやってみると楽しいしそんなに時間もかからない
面倒くさがらずにやる。やれば出来るじゃん。

今日もお弁当を持って出かける。食べるのが今から楽しみだ。

2024/06/07 08:20

お弁当を冷まし終えたので今日はこの辺で。

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