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24日目 - 堰を切るべきか封印しておくべきか

僕には好きなTCGがある。ささやかながらも一応現役プレイヤーだ。そのゲームについても愛を語りたいところだが、今回書く内容は非常にネガティブなので名前は伏せる。

僕は長らくそのTCGが大好きなのだが、最近少し心が離れそうになることがある。ここも具体的には挙げないが、ゲームシステムそのものには全く関与しない部分だ。そしてSNSを見る限り、その要素に肯定的な人のほうが多そうでもある。
だからこそ、自分が胸に秘めておけばこのゲームを嫌いにならずに済むと、特に誰にも話さなかった。

しかし今日、そのTCGを知っている、気心知れた人と酒を飲む機会があった。そのとき、話の流れでポロッとその不満を口にしてしまったのだ。正直やってしまったと思った。
だが、意外にも得られた反応は強い共感だった。テンション高めなわかりみをゲットした。

となるとまあ〜出る。酒も入っていたせいかあれよあれよと口から文句が出てくる出てくる。そんなに嫌だったのかと自分でも驚いた。

共感してもらえてスッキリしたことは確かだ。同じ不満をぶちまけられたことはとても嬉しかった。そしてあれだけ不満を口にしたが、ゲームは好きなままでいるようだ。

だけど、この愚痴ってもらさなければ膨れなかったんじゃないか、という後悔もある。知らぬが仏というか。そして、好きなものをボロクソに言ってしまった罪悪感も。

ガス抜きも必要だとよく言われる。僕もそれには賛成だ。しかし、言葉にしてしまったことで、悪い意味で思考が明確になってしまったと感じる。
なんだかパンドラの箱を開けてしまったような、話す前の状態にはもう戻れないかもしれないような、そんな心持ちだ。

特に何をどうしようと思ったわけではないが、印象に残った今日の出来事だ。
愚痴って怖い、この一言で済んだかも。

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