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6日目 - そんなタイトルに釣られクマー

雑草はなぜそこに生えているのか

本屋を歩いていると、突然そんな文面が目に飛び込んできた。

なん……なんでだろう?
確かにわざわざコンクリから顔を出さずとも、もっと良い環境があるはずだ。

どうも素通りできず、その本を手に取ってパラパラとめくる。

ほお……
ふーん……
へえ………………

そして気づけばレジにいるのである。こんな勢いで家に新書が増えていく。

最近気づいたが、新書ってめちゃくちゃ面白いのだ。
本当にこのテーマで一冊書いたのか!?みたいな本がゴロゴロある。
さきほどの雑草の本も今読んでいるところだが、マジでずっと雑草について延々と書いてある。

だが内容以上に、単一のテーマしか扱わないからこそかもしれないが、
思わずお?と声に出そうなタイトルがつけられているものが存在する。

ネットはなぜいつも揉めているのか
宇宙に外側はあるか
人体の限界 人はどこまで耐えられるのか 人の能力はどこまで伸ばせるのか

こんなデカすぎる釣り針たちについ引っかかってしまうのである。
聞かせて頂戴!その答えをわたくしに!

少し前まで新書というと、大人が小難しく政治やら歴史やらを語っているイメージしか抱いておらず、新書コーナーはあまり足を運ばないエリアだった。
もちろん、そんなイメージ通りの本もたくさん置いてある。
でも実際に書架を眺めていると、強烈に目を引く文章がバンバン飛び込んでくるのだ。

そんな出会いを期待して新書コーナーを歩き回ることに、最近一番ハマっている。

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