眩い光の一つになれたら

あっという間に季節が通り過ぎて、いつの間にか春になっていた。あなたが生まれた素敵な季節。忙しい日々を送るあなたも綺麗な春を楽しめていることを願いながら、そしてこの一年が少しでもしあわせな一年になることを願いながら、この文章を書いています。

たくさんの愛を受けるあなたは、いつも何事も楽しんでいる人。アンコールの時に疲れているはずなのにいつも全力でステージの端まで走ってくれる人。授賞式などでの挨拶終わり、すぐに私たちの名前を呼んでくれる人。どれだけ有名になっても、決して驕るような態度を見せない人。興味の幅が広くて多くのことを経験しようとする人。何事にも全力で取り組もうとする人。誰かの為に動くことができる人。いつも自信があるように見える人。だけど、その裏にはたくさんの努力や自信の裏付けとなる行動があって、そのための時間を惜しまない人。

うまくまとめて言い表すことはできないけれど、ずっとしあわせに、花道だけを歩いていてほしい素敵な人。

『とても些細な感情の差で人生の質が変わると考えるようになった』と話していたあなた。体力を使ってしんどいはずのコンサートを、仕事ではなくて遊びのようなものだと考えたり、世界中を飛行機で飛び回ることは本当に大変なのに、旅行のように捉えてときめきを感じることができたり、私の想像の範疇を超えた多忙な日々を送る中でネガティブになってしまいそうな感情を、前向きに楽しく変換できるあなたの考え方が本当に素敵で、私もあなたのように生きたいと思った。

ある日、たまたま目にした時から忘れられなくなってしまった、あなたがエンディングコメントの言葉がある。

『僕たちがアイドルを始めたときから、僕がいつかアイドルができなくなるその日まで、僕の人生を皆さんの為に生きていくんです。』

『SEVENTEENから少し離れてしまう事があるかもしれませんが、この時間を振り返った時に「ああ、あの時SEVENTEENと過ごした時間は楽しかったんだな」「メンバーたちに会った時本当に幸せだったな」歌を聴いた時に「ああ、昔を思い出すな」こんな皆さんにとっての濃い思い出になれば良いなと思います。』



世界にたった1人しかいない "세븐틴 김민규" というアイドルに対して、ファンは世界中にたくさんいて、直接会える人も会えない人もいるし、ずっと好きでいる人も離れていく人もいる。

あなたは、全て理解した上で、自分の一度しか無い大切な人生の大きな一部分を私たちの為に生きると言ってくれて、私たちの濃くて幸せな思い出になることを望んでくれている。


私があなたに惹かれたのは本当に最近で、あなたがアイドルを始めてからかなりの時間が経ってしまっていたけれど、そこに後悔はない。好きになったのはきっと、私の人生の中でちょうど今しかないタイミングで、今の私に足りないものをあなたが持っていたからなんだと思う。見ていればもっとずっと、深く知りたくなるあなたのこと。これからも、あなたのことをたくさん知りながら、いつかあなたがあなたの為の人生を始める時まで一緒に進んでいきたい。


早くあなたに会いたい。同じ空間で同じ空気感の中で、感情を共有したい。私の気持ちを直接あなたに届けることは叶わないかもしれないけれど、




あなたを照らし輝かせる、あの眩い光の一つになれたら。

2022.04.06