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マ国のミサオ

ミサオ。
マダガスカル語で書くとMine sao
ローマ字で読むとミネサオだがミサオとよむらしい。
昨日同じものをスーパーのお惣菜コーナーで買って食べた。
値段は30円。
食事の相場でもとてつもなく安かったので特段期待はしていなかったのだが、余裕でその期待を下回った。
一言で言えば激不味だった。
まず、油が不味い。
300g買ったが頑張って食べた。

お世辞にも美味しいとは言えないスーパーのミサオ。


そして今日。
フォーが食べれる場所があると、ボランティア調整員の方に勧められ、レストランへ。
そこで運命の再会。
見つけてしまった。mine saoの文字。
もう食べることは無いと思っていた。あんな辛い思いはしたくないと。
だがよく考えてみた。
初めの印象だけで決めつけていいのかと。実は美味いかもしれない。
人も同じだ。
最初の印象で嫌な奴だなと思って接してみたら案外良い奴で生涯の共になりうることもあるのだと。
もう一度チャレンジしてみよう。
そう思った。

注文してみる。

ミサオが運ばれてきた。

もう既に昨日のやつとは見た目も雰囲気も出で立ちも違う。
まるで自信に満ち溢れているようだった。

めちゃくちゃ美味い。
ミサオプーレ。プーレは鶏肉のこと。マダガスカルに来たら是非食べて欲しい
18000アリアリ(420円)



1口目。とんでもなく美味かった。
多少の油っぽさはあるが嫌になるほどではない。むしろ、麺と良いコンビネーションだ。
感覚的には焼きそばに似ている。
何のダシか分からないが、旨味を感じた。
他の隊員にも食べてもらったが、満場一致で美味いと言っていた。

ミサオを勘違いしていたよ。
ごめんね。

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