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【青山大麻裁判 判決日】

人は何かを信じずには生きられません

信じることが生きることだと思います

明日もあると命を信じ

まだまだ元気だと健康を信じます

夫は妻を 妻は夫を 親は子を 子は親を信じます

金銭や財産の信心もあれば

名誉や地位の信心もあります

共産社会こそ理想と信じている人たちもいます

信じるものに裏切られるとたちまち苦悩に襲われます

健康に裏切られたのが病苦であり

恋人に裏切られたのが失恋の悲しみでしょう

夫や妻を亡くして虚脱の人

子供に先立たれて悲嘆の人

財産や名誉が泡のように夢と化した人

みな信ずる光が消えた暗い涙の愁嘆場です

皮肉にも信じ込みが深いほど

裏切られた苦悩や怒りはますます広まり深さ増します

生きるために日々悪戦苦闘している私たちですが

決して苦しむために生まれてきたのではありません

一生を苦しむために生きているのでもありません

唯一の生きる目的は

生命の大歓喜を求め得るためでしょう


ならば信じるものが本物か偽物か

尋常ならぬ真剣さが当然必要となります

果たして私たちは

裏切るものか否かの吟味にどれほど深刻に考慮し

神経を研ぎ澄ませているでしょうか

地震、台風、落雷、火災、殺人、傷害、窃盗、病気や事故、肉親との死別、事業の失敗、リストラなど…

いつ起こるかわからない泡のような世に生きています

盛者必衰、会者定離、

今は得意の絶頂でも 必ず崩落がやってきます

出会いの喜びがあれば 悲しみの別れが待っています

一つ悩みを乗り越えたとしても

裏切りの尽きない不安な世界だから この世は無情

たとえ災害に遭わず 病にかからなかったとしても

誰も死を免れることはできません

いざ死の淵に立ってみた時にどうでしょうか

財産も名誉も一時の稲光り

過去の栄華も夢のまた夢

天下人の威光は微塵もなくなり

不滅の光はどこにも見えません


この世の暗闇を照らす一筋の光を求め、自らがその光となることが夢でした。

然しも全てのことは、そらごとであり、たわごとであり、まことは一つもありませんでした。

正義を逆てに振りかざし、厳しい司法の縦社会で役職を全うしているだけの人々を責め立てる闘いの中で、完璧な人などどこにもいないというのに人権を盾に人道を語ることこそ愚かなことでした。

日の丸神風特攻隊のように撃沈覚悟で署名というミサイルを積み、証拠として却下されているのにも関わらず、さもまだワンチャンスあるかのように皆さんをあおり立てて来ました。

仮初のワンチャンスを演出して多くの勇者を奮い立たせ、結果多くの逮捕者が出ることにつながっても、大麻解禁のためならその犠牲も致し方ないと、気付けば人の心を失ってしまっていて、目の前の人を蔑ろにしてしまった行為は、深く反省し、一生を懸けて償わせていただきたいです。

一度、魂が死の淵に落ちた私や諸先輩の活動家の方々が、それでも諦めきれず、違う形で大麻を広める活動にリトライしているのは、大麻がそれほどまでに魅力的なものであるからに他ならぬ答えです。

社会から落ちぶれながらも懸命に種を繋いでいる人こそ、表に出さなければなりません。

今はただ祈り、弥陀の他力本願にすがるばかりです。

南無阿弥陀仏

刑務所という居場所を与えて下さり感謝いたします。

生まれ変わる機会を与えていただき感謝いたします。

罪を犯してしまった人々と共に生き、一生をかけて贖罪を行って参りたいと所望しております。

罪を犯してしまった人のご家族の方々の心労も救われますよう、まだまだ社会に貢献できることを身を以って証明させていただきたいと所望しております。


最後、私の大麻裁判の判決は延期になり、3/24(弥生の新月) 13:30より開廷され、一審の判決を受け入れ、上訴はしないことにいたしました。
その後、今回の交通事件の裁判を待ちます。

今まで心を合わせていただき有り難き幸せでした。

皆さまとの出会いと思い出は私にとって宝物です。

皆さまのご多幸とご健勝と大麻弥栄を祈ります。



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