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①建売住宅               住宅建築費の最新情報 第二弾!

こんにちは。
住宅建築費の最新情報の第二弾です。
前回は日本の住宅の建築費はおおよそ5つに分けられるとお話ししました。
本日は、その5段階の内の1つをご紹介します。

①建売住宅

まずは建売住宅からです。
最近は建売住宅が本当によく建っている印象を受けます。
建売住宅は土地と建物セットでの販売になっているため、それぞれの金額が分かりづらくなっていますが、周辺の土地代の相場を参考にすると建物の金額がなんとなく分かってきます。
建売住宅の一般的な金額は坪単価55万円と言われています。
(※坪単価はあまり正確ではないんですが、分かりやすいように記入します。
機会があれば、こちらも少し説明をしていきます)

まず建売住宅が安い理由は以下の3点が挙げられると思います。
・使っている建材が安い
・お客様との打合せが無いため、人件費が安い
・決まったパターン(間取り集)で作る場合はさらに人件費が安くなる。

まず、使っている建材についてです。
皆さんは木目調やタイル調といった言葉を耳にされたことがありますか?
この〇〇調というのは、木目もしくはタイルに似せた材料ということで、本物の木材やタイルではありません。木目やタイルの柄をプリントしたシートを貼り付けただけになります。こういった材料がかなり出回っています。ですので費用も安く抑えられます。

次に人件費についてです。
建売ですので建築時にはまだお客様がいません。ですので、建築会社の社内での打合せはあるかもしれませんが、お客様との打合せが存在しないため、その分の人件費が安くなります。
もしくは、最近多いのは建売のパターンが決まっており、同じ間取りを何棟も建てる場合があります。その時は簡単に言うと、現場監督の人件費しかかからなくなります。

このような理由で建売住宅は住宅取得の際に1番安い価格帯になります。
安いと言うのは最大のメリットですね。
その代わり、決まられた間取りと決められた材料で納得出来るかどうかと言う点もよく検討する必要があると思います。


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