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インソムニアな夜

肌寒い日が時折訪れる今日この頃。なんて書いてた頃から放置、すっかり息も白くなって窓は淡くぼやけている

頭痛と共に夜の静けさは不安をじわじわと心に住み着かせて

星に手が届きそうと同じくらい手が届きそうな幸せって簡単に手には入らない。

将来の私ってどうなっているんだろう
そんな思いに希望があったあの頃と比べて何が変わって私はここに居るのか
何が変わったのか分からないまま不安だけが毎日と将来を陰らせていく
月日は平等に残酷だ
大好きだった人の事を思い出すあの曲も、涙が滲むあの言葉も
心の底をいつまでも離れてくれない
忘れられないのか忘れたくないのか分からないままただ息をする日々に
戻りたくない昔にも無駄に消えてった今日も不安に駆られる未来も
どこにも価値を見い出せないまま私はどこに向かったらいいんだろう
自分で自分を抱きしめながら躓いて擦りむけた膝に泣きそうになりながら
大丈夫を今日も繰り返す

こんな文章に何の意味も無いけれど、だけどもし読んでくれた人が居たとしたら、貴方にも大丈夫だよと届けたい
大丈夫、今日も貴方は大丈夫
大丈夫に泣きそうになるくらい日々は貴方に優しくないかもしれないけど
今日もこの世界の隅っこで息をする貴方の世界は貴方のものです
そんな貴方に小さくても確かな幸せが待っているように、この世界の隅っこで私も願ってます

それじゃあまた眠れない夜に会おうね

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