この記事で一気に分かる!!! L/Right Reflection設定解説
弊サークル制作のL/Right Reflectionはファンタジー世界を舞台にしたリズムゲーム風2DRPGです。本作ではファンタジー世界でよくある魔法や魔術士といった概念が登場しますが、普通の設定とちょっと違います。このnoteでは、L/Right Reflectionに登場する設定や用語について、実際のゲーム内容と合わせて説明します。
ストーリーのネタバレを含むので未プレイの方は注意!
魔物が使う魔法
今作の敵であるアイファは魔女で、魔法を使って戦います。
今作の魔法はいわゆる魔法とほぼ同じです。魔力(MP)を消費し、何もないところに炎を生み出したり、物体を浮かせたり、人間が想像できることなら魔力の限り何でも実現することができます。
想像できる、というところがポイントです。想像できないなら使えないのが魔法です。例えば炎を生み出したいとしましょう。その際、脳内で炎とは何なのか、どういう色なのか、どういう燃え方をするのか、どれくらいの大きさなのか……などをはっきりとイメージする必要があります。
逆にイメージが曖昧な状態で使おうとしても失敗するか、効果が大きく下がります。
某イベントシーンでのアイファの場合は、傷が深すぎて脳に血が回らず、魔法を使おうとしても使えないという状態でした。こうなると魔女でもただの人間と変わりません。アイファは大剣や杖も魔法で振るっているのでまさに絶体絶命の状況というわけです。
人間が使う魔術
一方、主人公のルミスは魔術を使う魔術士です。
魔術と魔法はよく似ています。魔力を消費して行使するのは同じです。唯一異なるのは脳内でイメージする必要がない代わりに魔術触媒と呼ばれる物が必要になる点です。
魔術触媒とは、神魔石版という魔術を使うための特別な石版が埋め込まれた道具のことです。ある程度の大きさがあれば、剣でも杖でも本でも魔術触媒にすることができます。
なぜイメージする必要がないのかというと、神魔石版上で組まれた魔術式がイメージの代わりになるからです。
魔法は自分でイメージできることが重要なので道端に落ちているアイテムを拾ったところで使えるようにはなりません。しかし、魔術は魔力さえ足りていれば誰でも同じように使えるので、ルミスは魔術式を拾うだけで使用可能な魔術を増やすことができたということですね。
それではルミスはなぜ攻撃魔術が使えなくなってしまったのでしょうか?
才能を奪われたところで魔術式はあるので魔力があれば使えるはずですが……
そうです。魔力が足りないのです。魔術も人によって向き不向きがあり、回復魔術が得意な魔術士もいれば、攻撃魔術が得意な魔術士もいます。才能によって魔術を使うのに必要な魔力量が変わります。ルミスの場合は攻撃魔術の必要魔力量がルミスの持つ魔力よりずっとずっと高くなってしまったので、使えなくなったということですね。
魔力は神授石から
魔法や魔術を使うのに魔力が必要なのは分かりました。さて、その魔力は一体どこから来るのでしょうか? エーテルから? マナから?
その答えは紅いキラキラした石――神授石にあります。
神授石は魔力を生み出す力を持つ超高エネルギー物体です。すべての生物の体内に存在し、体内の神授石量が多ければ多いほどその生物の魔力量も大きくなります。そして、体内の神授石量がある一定量を超えると生物は魔物になります。魔物は魔力を上げて強くなりたいので常に神授石を求めています。
天然に存在する神授石はあまり多くありません(ルミスがゲーム中で拾えるのもごくわずか)。なので、神授石が欲しい魔物は魔術士や他の魔物を襲って神授石を手に入れます。強力な魔物ほど大量の神授石を持っているので、むしろ弱い魔物より狙われやすかったりします(Slither.ioと似ている?)。
まとめ
魔法はイメージが大事
魔術を使うには魔術式が必要
魔力は神授石が生み出す
需要とやる気があれば魔女や魔術士、世界観についてもっと掘り下げる記事を書いてみようと思います。こういうの、できればゲーム中で説明したかったのですが尺とマップの都合で入れられませんでした……
次回作ではちゃんと入れられるといいなぁ……
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