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大広間の上段から

鷹山:「藩政改革の目的は富民に置く。決して、藩主や藩士が富むための藩政改革ではない。」

鷹山:「今や米沢藩の借金はばく大である。困難な時期にあってこそ、藩主や武士が手本を示して倹約しなければならない。」

鷹山:「私自身も努力して皆の範となることを目指し、倹約・公平・清潔を政策の基本として、改革を進めていきたい。」

鷹山:「領民のためになると思うことは、身分の上下を問わず、遠慮なくいってもらいたい。」

鷹山:「貧しい家に生まれようとも、なんらかの障害を持って生まれようとも、人はみな尊い。このことを各自、忘れぬように。」

鷹山は、家計の支出を、千五十両から二百九両に切り詰めようとつとめました。自分の着物は木綿にかぎり、食事は一汁一菜をこえないようにしました。

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