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感謝のフュージョンシステム

はじめに


ぶるーです。
Eレギュレーションも終わりを迎えるので思い出に浸らせてください。

ポケモンカードを始めてちょうど二年になります。2022年の5月にパルキア環境からミュウを擦り続けて気がつけば1年半でした。
途中サーナイトを少し使用したり、これは環境の可能性を消す作業だと己に言い聞かせながら他のデッキを使ったものの辿り着くのは結局ミュウでした。
※この記事の指すミュウはミュウvmaxデッキのこと

ミュウの魅力

フュージョンシステムというドローはサポートで行うという概念を破壊し、自分のやりたいことを押し付けるデッキ基盤は本当に楽しかったです。
ドラピオンやミカルゲの存在とも泣きながら向き合い、時には相手のドラピオンで取るサイドを前提にしたデッキやプランニングを取っていた時期もありとても感慨深いです。
近年は環境のデッキパワーも上がり、イージーWinが減っていたこともありましたがそれでもミュウの持つ速度感は他のデッキとは比較にならない良さでした。

反対にミュウはとても難しいものでした。
一見イージーWinが目立ち、簡単に見える評価もあったかと思います。派手に見えるけれども限られた手札枚数の中でやりくりしながら欲しいカードを探す方法、たどり着けなかった場合のサブプランへの分岐がフュージョンシステムの回数分あります。
自分は最後までこれを文句なしと思えないまま終わりを迎えました。

環境対策についても難しかったです。
フュージョンポケモンの選択についても勿論ですが、スタジアムの選定、雪道対策札の枚数、道具の選定やボールの数など毎週毎週悩む日々でした。ミュウが槍玉に挙げられるかどうかで本当にころころ変わるものでした。

特にゲームプランが一番難しかったです。
各対面に対してどんな盤面を形成するかへの理解と勝つまでの道筋がとても大事でした。
フュージョンシステムの性質的に盤面は序盤から作っていく必要があるものの、作りきってしまうと代えが効かないため理解度要求が高く、かつその状況が日々変わるものでした。
頭抱えました🤯
そんなことを踏まえてもフュージョンシステムは悪魔的なシステムでした。
これは褒め言葉なんですけど、バカが考えたんだろうね。良い意味で🤪

感謝のフュージョンシステム1万回

1万回くらいフュージョンシステムって言えたかな?

ミュウを使っていて、とてもありがたいことに交流が広がりました。
ミュウ使ってる人というカテゴリで自然と遊ぶ機会が増えたり、ミュウを使っていないと浮気者だと言われ。ウッウロボを売った時はシンプルに幻滅されました。
カードゲームで遊んだ期間はまあまあ長い者ですが始めての体験でした。
(ポケモンだし、シンプルにキャラクター愛みたいなのが皆に浸透してるんだなって感じました。メチャクチャ良い意味で)

ミュウがきっかけの縁で同好会が出来ました。
思考の壁打ちをしたり、練習したり、大会出たり、言葉の殴り合いをしたり楽しく過ごさせて貰えました。

期待されることや、同じ飯食ってる人も居たのは自分のメンタルに生じる負荷分散やモチベーションにも関わり、向き合い続けることが出来たかなと今では感じております。

与太話

カードゲーム人生で1年半同じカテゴリと向き合い続けたのは初めてでした。元々ミュウというポケモンは特に好きでもありませんでした。終わってみてもあんまり変わりませんでした。
ただ、ゲノセクトに関してはかなり好きになりました。家に帰りたいという印象しか無かったので、大躍進です。
また、メロエッタも好きになりました。
全然印象無かったですが、よく見たらビジュ強いです。

終わりに


楽しい思い出をくれたミュウには本当に感謝です。
これは最近読んだ作品で覚えた感情なんですが、最後に使ったミュウはそのまま大切に保管することにしました。いい歳にもなってきたけれど、これは私の宝物だと思うようになりました。
大人になってからやるカードも"味"がして良いなと。そう思うわけです。

今後のポケモンカードについて


先日参加したミュウ最後の大会で色々な人の声を聞きました。
とても印象に残るフレーズがありました。

幼い頃から10年くらいポケモンカードを楽しんでいます。
こんなに好きになったデッキは他にありませんでした!

もう新たなフュージョンシステムに出会うことは無いんだなと痛感し、ポケモンカードへの100年の恋も覚めたような気がしました。

そういうとぶるーは、樹海の奥へと独り消えてゆくのであった








〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
A「ぶるーさん、まずは勝利おめでとうございます!✨」

ぶるー「はい、ありがとうございます!」

A「今日はミュウvmaxのデッキを使用しておりましたが、今の試合は如何でしたでしょうか?」

ぶるー「そうですね、ミュウデッキの持ち味を活かした良い試合展開が出来ました。」

A「ミュウvmaxデッキの特徴と言えばやっぱりゲノセクトvのフュージョンシステムが強力ですね。今回も沢山働いてました笑」

ぶるー「笑。働きすぎてお疲れかも知れませんね笑」

A「今日はこれからまだまだ働いてもら事になるかもしれませんね笑」

ぶるー「その予定です!前に私の尊敬するプレイヤーが言っていたのですが、フュージョンシステムって1人よりもフュージョンの仲間が増えると効果が良くなるように、仕事みたいだねって言っていたのが印象深いです笑」

A「仕事みたいですか笑。それってまさか…」

ぶるー「はい、人生はフュージョンシステム。私の好きな言葉です。」

A「笑笑。ぶるーさんにインタビューさせていただきました!この後も頑張ってくださ〜い!」

ぶるー「ありがどうございました!フュージョンシステムさいこー!」

日記はここで途切れている。

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