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Micro-TESEを受けた話:発覚まで


おたふく風邪の罹患(20歳)

私は小さいころにおたふく風邪に罹ったことがありませんでした。
20歳の時、おたふく風邪にかかった兄の子供を世話しているときに感染してしまい、成人でのおたふく風邪に罹患しました。

睾丸が通常の3倍~4倍程度に膨れ上がり、激痛。
何もしなくても激痛、足を動かすとさらに激痛のため3週間程度ベッドから動けない生活が続きました。

その際に罹っていた医者からは、「おたふくで不妊になるなんて滅多にない」と言われており特段不妊症の検査などは行いませんでした。
今思うと、、、
 その時に検査していれば凍結保存ができたのか
 妻との出会いも違った形になったのか
 (逆に不妊と知ることでその後の人生の足かせとなったのか)
など、考えだしたらキリがありません。

ただ、状況から考えると当時のおたふく風邪が原因であったのかなと思います。

結婚と妊活(28歳~)

結婚当初、妻が病のため服用していた薬が催奇形性をもたらす薬であったため、妊活することはできませんでした。
(子供を持つこと自体も、当時少し諦めていました)

それでも2年・3年という長い時間をかけて快復してくれた妻と、結婚3年目にしてようやく妊活を開始。
しかし1年間自然妊娠が出来ず、周囲の事例なども聞くに不妊症を疑い始めました。(この時まで、おたふく風邪による男性不妊の事は思いもしていませんでした…)

検査と発覚(32歳)

まずは地元のウィメンズクリニックにて、機械式の精液検査を行いました。
その際に出された結果が、
 精液量:問題無し
 精液濃度:やや少なめ
 運動率:5%以下(95%以上は動いていない)
といった結果でした。

クリニック自体で精液検査を実施したのが初めてだったとのことで、医師からは
「機械だからよくわからない、目視で検査できるところに行ってほしい」
とのコメント (ぉぉ・・・・なら最初から言ってよ・・・
この時から若干の不安を覚え始めました。

翌週、隣町の男性不妊の専門家医を受診。

機械検査+遠心分離による目視検査を実施し、妻と一緒に結果を見ました。

結果は運動精子どころか死・奇形精子も0

話を聞きながら頭が真っ白になりました。


次回は、追加での検査・Micro-TESEについて記載していきます。



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