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今年は出来映えは…



土曜日の朝 よく晴れていて
昨日までの疲れはありましたが
やはり青空が気持ちよくて
有松絞りまつりに出かけました


お祭りのあれこれも書いてみたいけれど
今夜はひとまず
絞り染め体験のことを書いていきます

絞り染めと一言でいっても
たくさんの技法がある中で
こちらの体験の絞り染めは雪花絞りという方法です


手ぬぐいかバンダナ…
染める生地の色や
柄と染める時の染料の色など
何通りかを自分で選べるようになっています

いろいろ見本が掛けられていて
どの柄にしようか迷いました

こちらが第一希望…

こちらは第二希望…


難易度を聴いてから決めようかと
思いましたが

とりあえず生地を三角形に折りたたむようにと
教えられて

大雑把な私なりの

精一杯の
きれいめな折り方のつもり

手ぬぐいの生地は
三角形になりました

この折りたたんだ生地を
上と下から
板ではさみます

これを板締めというそうです

以前は木の板ではさんでいたけど
今回はアクリル板みたいなもの


私は青が好きなので
藍色に染めます🤗

藍染めのところは
他の色より人気があって
行列で染める順番を待ちました

並びながらも
この折り方できれいに柄が出るのか
不安です…

きれいに折りたたまないと
柄がぼやけるんです

染める職人さんと一緒に
藍色の染料の中に
浸します

うまくいったかな??

染料の鍋から引き上げて
すぐに水の中にさらします

なんだか藍色というよりも
緑色っぽかったけど

5分ほど経つと
ちゃんと藍色になって

柄はどうかな…?

もう一度 
見本の画像と比べてみる

見本の方が線がシャープな印象で
私のはちょっと…ですけど
(^_^;)


そばで見ていた女性が
ちゃんと3枚花びらみたいに見えてるし
きれいにできてるじゃないと
お褒めの言葉を頂きました


少しお話してみたら女性は今は80代で引退したけれど有松絞りの職人さんだったと言い
雪花絞りの板締めは今年初めてやるわと笑っていました

雪花絞りではなくて糸をくくりながらさまざまな柄を作り出す技法の職人さんだったとのこと


その糸でくくる作業がすごいのです😳

ちょうど今日お祭りの通りでも
職人さんたちの実演を見ることができたので
そのときの職人さんの動画です
(職人さんには許可を頂いて撮らせていただきました)
👇 👇 👇



すごい早わざなんです
しかも針目はきれいに揃っていて
さすが熟練の職人さんだなぁと思いました


この浴衣の柄になるように
くくっているんですよと
袂の部分を見せてくれました

こまかな柄ですが
すべて手作業
気が遠くなりそう

こちらの方ももう高齢な感じの方で
他に並んでる職人さんたちは
まだ若い世代の方々でした

このお祭りに通い始めた頃は
本当にこんな針仕事してるの大変だろうなと思うような高齢の女性の職人さんが大勢いて
実演に並んでいたけれど
この何年かで世代交代なのか
若いお弟子さんが有松絞りを受け継いでいるんだなと思いました

私の雪花絞りを褒めてくださった女性も
一番暑い時間帯に外の通りで
実演を見せてくださった女性も
ありがとうございましたm(_ _)m

女性に褒められたので気をよくして
自分の手ぬぐいを腕に掛けて乾かしながら歩いていたら、それを見ていたのでしょう
雪花絞りの体験はどちらでやってましたか?と若い女性に道を聞かれました

あそこで曲がってすぐ左に折れると
雪花絞りの行列がありますよ
行ってらっしゃ〜い と
珍しいくらい愛想よく
見知らぬ方と会話ができました🤗



数年前の雪花絞りと
並べてみる

今年は少し難しそうな柄だったけど
褒めてもらえたし
(お世辞でも嬉しい)

よかったよかった🤗



#有松絞り   

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