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コーチングセミナーをきっかけに 日常のコミュニケーションでの意識が変わった話

Coaching Lifeのセミナーを通して、初めてコーチングを学んだ感想をシェアさせていただきます。私自身、初めはセミナーに参加することに少し躊躇いを感じていましたが、セミナーでのコーチングの学びをきっかけに、自分の日常に前向きな変化を感じることができました。そこで、同じように少しでも迷っている人の背中を押せたらいいなあと思い、この記事を書くことにしました。「コーチングは全然学んだことがないけれど興味あるかも」もしくは「セミナーを受けるか迷っている」「セミナーがどんな感じなのか知りたい」という方に、ぜひ読んでもらえたら嬉しいです☺️

・「コーチング」に興味を持ったきっかけ

このセミナーでは、コーチングとは「思考を整理し、広げたり深めたりするコミュニケーションアプローチによって、クライアントに柔軟な思考と明確な行動を促し、目標達成ができるように支援すること」と紹介されています。私が最初にこの「コーチング」というワードを知ったのは、所属していた教育関係のゼミで、友人がその存在を教えてくれたときでした。そのとき、コーチングとは具体的にどのようなものなのだろうか?教育の分野ではどのように活かすことができるのだろうか?と漠然と興味を持つようになりました。
また、私自身、学部時代に部活動の部長をしていた際、部の運営や人間関係に凄く悩んでいました。様々な価値観を持つ人たちが集まる集団の中で、どうしたら自分やメンバーにとってより良い関係・環境をつくっていけるのだろうか?このような悩みを抱え、少しでもヒントになるものを掴みたい!と思ったことが、コーチングを学ぶきっかけになりました。
そして、既にこのセミナーに参加していた人から「すごく良いからぜひ一緒に!」と背中を押してもらい、第3期メンバーとしてセミナーに参加させていただくことになりました。

・セミナーの流れ

セミナーは全8回、週1回約2時間程度で開催されました。各回のセミナーの流れとしては、アイスブレイクから始まり、前半は運営者(りょっちさん)によるコーチングの説明、後半は2、3人でのグループセッションを行いました。前半の説明で学んだことを、後半のセッションで実践しフィードバックをもらうことで、頭で理解するだけでなく身をもって学ぶことができました。また、質問があれば丁寧に答えていただけますし、各回のアーカイブも残していただいていたので、振り返りや欠席してしまった回の視聴などに活用できました。その点で、自分のペースに合わせて学ぶことも可能だと感じました。

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・セミナーのスケジュールと印象的だった回について

<スケジュール>
第1回 コーチングフロー1
第2回 傾聴1
第3回 傾聴2
第4回 質問1
第5回 質問2
第6回 コーチングフロー2
第7回 承認
第8回 フィードバック・提案

この中で特に印象的だった回は、第7回の「承認」の回です。この回では、承認とはどのようなものかを体験的に学ぶことができたように思います。前半は「承認ワークショップ」と題され、お互いの承認にまつわるエピソードをシェアしながら、承認とは何かを考えていきました。後半は承認を意識したセッションワークを行い、最後に振り返りという形で、その日を通して発見したペアを組んでいた相手の素敵なところを伝え合い、全体でシェアしました。
お互いの素敵なところを見つけていき、言葉にして伝える。それをメンバー全員でシェアしていくというのは、その場に自然と温かさや安心感が生まれたように思います。
自分の良さを引き出してもらえると嬉しい、と実感できるのはもちろんですが、それ以上に、相手の素敵なところをもっと伝えていけるようになりたい!という気持ちが強く感じられました。また、これらの体験を通し、承認は自分が一対一の人間関係や集団の中で大切にしたいと感じてきたことに近いかもしれないと気づかされ、コーチングのセッションや日常生活に意識的に活かしていきたいと思いました。

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・セミナーの良かったところ

① 実践の場が多かったこと
コーチングの知識をインプットするだけでなく、セミナーでのセッション練習、勉強会やバディ練習(任意参加)など、実践できる機会が多く設けられていました。また、セミナー後に今日学んだことをslackに投稿してアウトプットすることで、自分の中で整理しながら学びを深めていけたように思います。
② セッションワークで3つの立場(コーチ役・クライアント役・オブザーバー役)から学習できたこと
他のメンバーがコーチをしている様子から、「あの人の質問良かったから今度自分もやってみよう」とか、「こんな姿勢で人の話を聴いてみたい」と思える瞬間が多かったです。例えば、クライアントの中に「やりたい」という気持ちと「なかなかやる気になれない」という2つの立場があったとき、前者の前向きな気持ちにフォーカスして話をしていくコーチの姿を見て、自分もこのスタンスを大切にしたいと感じました。
③ 他のメンバーの姿勢に前向きな影響を受けたこと
セミナーでは、中心となって運営をしているりょっちさんが、一人ひとりの振り返りにコメントしてアドバイスをしたり、セミナー後に何か不明な点ややりづらさがなかったか声をかけてくれたり、丁寧に気を配っている姿が印象的でした。
また、他の参加者の方が勉強会などのイベントを企画していたり、セミナー以外でも交流の場があったり、コミュニティ自体が活発な様子に刺激を受け、自分も色んなことに積極的に取り組んでみたいと思うようになりました。

・「コーチング」を学んで自分の中で変化したこと

コーチングの勉強を通して、自分の日常のコミュニケーションや、意識の持ち方が変化してきたのではないかと感じています。そのきっかけの一つが、自分のコミュニケーションの癖に気づいたことです。例えば、特に最初の回のセッション練習などでは、「今の言葉大丈夫だったかな」など自分の言動を気にしすぎて相手とのやりとりに集中できていないと感じ、これが自分の日常のコミュニケーションにおいてもかなりネックとなっている部分だと気づきました。セッションの中で純粋に相手の話に耳を傾けたり、相手の状態に意識を向けることを心掛けることで、少しずつ日常のコミュニケーションでの意識も変わってきたように感じています。「相手は本当はどうしたいのだろうか」「今の自分の言葉から何を感じただろうか」などということをシンプルに質問にすることで、以前よりも前向きなコミュニケーションのあり方を探っていけると感じました。
また、セミナーの序盤の回で紹介された「相手の可能性を信じる」というコーチのスタンスの大切さが、回を重ねるごとに自分の中に響いていきました。相手の話を聴くときも、自分に対しても、大事にしていきたいマインドの一つだと思っています。

私自身、このセミナーをきっかけに、これからも少しずつ勉強をしていけたらなと思っています。そして、少しでもコーチングを学びたいと思っている方の後押しになれたら幸いです☺️最後まで読んでいただきありがとうございました!


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