タイプ6と主人公

エニアグラムでタイプ6と分類される人達がいる。9つのタイプの中で最も忠実で勤勉なタイプとされる。

日本人はこのタイプ6が主人公の物語が好きなように思われる。ボールは友達というあの国民的な漫画も、ネコ型ロボットにいろいろな道具をもらうあの漫画も主人公がタイプ6であると思われる。

日本人はタイプ6的な国民性だとはよく言われる。一人ひとりを見るとタイプ6はそれほど多くないような気もするが、全体的に見るとタイプ6的な国民性があるように思う。なぜ日本人はタイプ6的な国民性かということについてはいづれ自分の考えをまとめたい。

そのような国民性の中で、タイプ6の性格としてあげられる素直さや真面目さ、忠実さ、他者との協調などは受けやすいキーワードだ。上述の主人公たちもそのような特性を持っているように思う。また、そのような主人公が勇気を持って強い敵に立ち向かう姿は共感を特に得られやすい。

タイプ6はこの国の文化においては主人公になりやすいと思う。それが故に他人の嫉妬等も受けることも多いかもしれないが、相対として日本人の支援を受けやすい性格ではないだろうか。(前記事と言っていることが違う気がするが、生きづらさを感じるタイプ6、自己保存、性的の人は結構多いと思う。そんな人たちにこの記事を読んで欲しい)

高いレベルでルールや道徳や仲間や家族と結合することができるタイプ6は「ヒーロー」であり「良き友人」であり「世界で一人しかいない良きパパ」になりやすい資質のある性格であると思う。課題となるのは「つまらない」ことと深く結合せずに、「尊い」ことと深く結合することに気をつけることだ。

タイプ6のと思われる人たちを見ていると、有名、無名を問わず高次に「尊い」ものと結合しているなと思う人は美しいと思える。そして、その資質が国民的に支持されていることは、国民的な漫画の主人公がタイプ6であることと相応しているように思える。それはすなわち、この国においてタイプ6が成長していくことを応援する素地があることの証左であるだろう。

#エニアグラム #エニアグラム_タイプ6