恥ずかしいことを忘れるために(2024年8月22日の日記)
・YouTubeを見ていると、マッチングアプリの広告が流れてくる。いつもは広告の最後に「18歳未満の方はご利用できません」というアナウンスが流れていたんだけど、さっき聞いてたら「18歳未満の方と、既婚者はご利用いただけません」に変わっていた。既婚者がマッチングアプリを利用してはいけないのは社会倫理に基づく暗黙のルールではあるけど、ちゃんと警告するようになったのか。
・気になって検索してみたが、アプリ上の認証方法が変わったわけではなさそうだった。18歳未満かどうかは本人確認書類で裏取りできるけど、既婚かどうかって証明できるものは戸籍謄本とか住民票とかなのかな。今後マッチングアプリの本人確認が戸籍謄本になる時代が来るのか?それとも本人確認で使えるものがマイナンバーカードに統一されたら、そこから婚姻情報を引き出すことも可能になったりするのだろうか。真剣に将来のパートナーを求めている人からすれば、隠れ既婚者の存在は一番疎ましいもののはずだしな。既婚者専用のマッチングアプリがあれば利害が一致する人としかマッチしないから被害は少なくなるんだろうか。いや、普通に倫理的にアウトか。
・2日連続で居酒屋に行った。今日は家から歩いて行ける範囲の店だったので数か月ぶりに酒を飲むことにした。一応飲んでいる薬は酒不可ではあるものの、これまで数か月にわたって勤勉に酒で頭をぼやかすのをやめていたので、まあいいだろうという油断の酒だ。
・何だかちょっとアルコールに強くなっている?前は一杯目で大体頭がぼやけていたのに、今日は3杯目でようやくぼやけた。この店のアルコールが薄いのかな。でもうまい。うまいからいいね。
・明日もピアノを弾く本番がある。ちょい役なので大して精神に重しはかからないが、それにしても前日に飲酒して大丈夫か?という気はする。たぶん、大丈夫だろう。もうぼやけているので手遅れである。
・この店ご飯うまいな。前にも来たことがあってその時もご飯うまいなと思った気がする。本当に歩いて行ける距離だから、ひとりでもご飯と酒を一杯ひっかけて帰ることが可能だ。何か……そういうことをしてみても良いかもな。そもそも薬を飲み始める前から飲酒の習慣は無かったんだけど、車社会に住んでいるから仕事帰りに一杯、みたいな生活からは程遠かった。でもこの距離に良い店があるんだから、これまでしてなかったことをしてみてもいいかもしれないな。
・ただ、わたしは酒を飲むたびに「星の王子さま」に出てくる酔っ払いの言葉を思い出してしまうのだ。
・飲酒を常習化することについて、わたしはいつもこの言葉を思い出しては酒の代わりに水を飲んでいる気がする。
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