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ポストの幻覚(2022年2月25日の日記)

・眠いな。次の日も休みだと風呂は朝でいいかなと思って寝てしまうこともあるが、大体朝だるくて後悔するんだよな。あと風呂に入って寝るのと入らずに寝るのとではすっきり感が段違いな気がする。

・結局昼頃に起きてもまだ頭痛が治っておらず絶望的な気持ちになりながら夕方まで布団で過ごした。薬が効かないと精神まで弱ってきてしまうな。


・アパートの契約更新書類の返送期限が明後日だった。年末に書類が来た頃は引っ越すかもしれないと置いていたが、もう1ヶ月前には退去申請の締め切りを過ぎていたのだからすぐに出せばよかったのだ。まあわたしがこういった書類をすぐに出せないのは度重なる就活の応募書類で嫌というほど明らかになっているが。

・ポストに出しに行こうとして、普段ならすぐに車を使うところを何だか歩きたい気分になり近くにコンビニに向かった。どうせそのあたりにあるだろうと思っていたが、全然ない。結局近辺のスーパーやコンビニなど「ポストがあった気がする」という幻覚を追いかけて結構な距離をうろうろしてしまった。いつもは郵便局に直接出すことが多いからあまりポストを意識したことが無かったんだよな。

・探せたわ。さすが令和だな。しかし出発前にこれを見ていても「いや、あそこにもあっただろ」と幻覚に惑わされていた気がしてならない。

・戻ってきてから今までこたつでうたた寝していたのだが、ポストを求めて彷徨った記憶が強かったのか、夢の中でも近所をうろついていた。現実と違うところは手に山盛りのミートソースパスタを持って食べながら歩いていたことだ。夢の中ではポストが見つからなかった。


・戦争が始まってしまったな。

・「戦争が始まりました」という、生涯で最も見たくなかったツイート。どうしたらいいんだろうと思いながらも、結局今は自分の生活を守ることしかできない。圧倒的な無力感に襲われるが、それが世界なんだよな。海の向こうで戦争が行われていても、わたしはアパートの更新書類を出しに行ったり、あたたかいこたつで寝たりする。今もあたたかく明るい部屋で何ともない日記を書いているのだ。

・そしてその平和が砂上の城であるということも今回はっきりしただろう。

・今まで見たウクライナ関連情報の中でも一番しんどくなってしまった。

・ロシアが戦争を始めたとはいえ、多くのロシア人が戦争を望んでいるわけではもちろん無いはずだ。世界各地にいるロシア人がこれを理由に差別・迫害されないことを願いたい。開戦したことによる実害は、いつでも争いを望んですらいなかった弱者たちにこそ、真っ先に与えられてしまうのが戦争だ。

・何度見てもしんどいな。


・また頭痛の波動を感じるから寝よう。何で休みの日に限って体調を崩すんだろうな~。仕事で崩さないように頑張っている反動ということか?

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・雪がまだ残っているところがあった。

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