コラボメニューのデリカシー(2023年5月23日の日記)
・最近あまり食欲が湧かず、昼はカフェオレを飲んで車で寝るのみだった。今日は久しぶりに寿司が食べたいという具体的な食欲が沸いたのでくら寿司に行ったら、鬼滅の刃のコラボ商品が売っていた。
・「時透無一郎のあぶりえびバジルチーズ」
・「時透無一郎のあぶりえびバジルチーズ」!?!!?
・明らかにあぶりえびバジルチーズのキャラ性じゃなくないか!?何か……白身魚とかだろ。鯛とか。もうひとつは「甘露寺蜜璃の蜜いも天ハニ―アイス」でちゃんとキャラっぽいやつだったから余計に「時透無一郎のあぶりえびバジルチーズ」が異彩を放っている。あぶっていいのは火系の技がある人じゃないのか?
・わかるよ。こういうメニューじゃないと子どもは食べられないものな。仮に「時透無一郎の刻みゆずしそ真鯛」とかだったらまあまあ不評に終わりそうだ。コラボメニューが食べたい子ども向けにするには「あぶりえびバジルチーズ」だったんだろう。個人的にはサーモンとかでもよくある「あぶりバジルチーズ」はほぼその味しかしなくなるので、寿司じゃなくてもよくない?とは思う。うまいけど。何かデリカシーの無い味だなと感じる。うまいけどね。
・そういう意味でこういう大衆チェーン店でコラボメニューを作ることへの苦悩はあるんだろうな。もはやコラボカフェとか店全体がその漫画やアニメに全振りしているところなら、そこまで客層に縛られずキャラクターのイメージでメニューを考えられる。客はそのキャラクターとの親和性を期待しているのであって、自分が食べられるものかどうかはさほど気にしないと思うし、客の年齢も平均的には成人が多いだろう。ただ、くら寿司のような店でやると普段コラボカフェに来ないような子どもも食べるし、そもそもそこがターゲット層になるから、キャラのイメージよりも子どもが食べやすいものになっていくのかもしれない。そもそもコラボカフェってわりとディープな場所だしな。
・ということをもにょもにょと考えながらねぎとろのサーモン版みたいなやつを食べていた。やたらとしょうがの味がしてうまかった。
・昨日歯に挟んだゴム、順調に痛いな。あまり固いものは食べたくない。右よりも左の方が痛いのは顔が歪んでいて左により圧がかかっているからだろうか。必然右で噛みがちになる。抜けてしまうこともある、と言われたが、舌で触ると4つちゃんと付いているように思う。たぶん。食事中にいつの間にか外れて飲み込んでしまいそうだ。
・装着した時に鏡を渡され「見えますか?」と聞かれたけど、上の歯なのもあって「前歯が邪魔で見えませんねえ!」とわりとでかめの声で言ってしまい笑われた。歯科衛生士さんの手がきれいで、同意書の説明をされている時でも見てしまった。家の鏡で見たら確かに青い何かが挟まっていた。1ヶ月も付けてたらゴムと歯の間が虫歯になったりしないか?
・知人にもらったんだけど、ディズニーってカップ麺もあるんだな。
・あっ!ミッキーのかまぼこじゃん!ポケモンヌードルと一緒かよ。
・3分待っている間に上司に呼ばれて話をしていたら伸びまくっていた。
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