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ドコドコ心臓フィーバータイム(2024年3月29日の日記)

・東京電力から毎日何通も「電気代を払え」というメールが来る。まあ詐欺である。もうわたしは数年前に別の会社に変えているし、本当に滞納しているなら、督促状が送られてきたり、電話のひとつでもかかってきそうなものだ。

・ちょっと前の詐欺メールは送り主を見るとドメインがよくわからない名前だったりしてすぐわかったけど、最近はアドレスもそれっぽくなっていてちょっと不安になる。東京電力のサイトにも「詐欺にご注意ください。東京電力からのメールの@以下はこれです」と書いてあるのだが、その「@以下はこれ」のところからメールが来ているのだ。ただメールの本文からは翻訳の怪しさがにじんでいるので詐欺は詐欺なんだろう。でもこういう詐欺メールを見破るためのチェックリストが、どんどん駆逐されているのだ。

・例えば親に「@以下が違ったら詐欺だからね」と言っていても、もう意味が無い。そのうち「日本語が変だったら詐欺」も通用しなくなるんじゃないか。そうなった時に、どうやって判断させればいいんだろう。メールという機能自体を封印する方がいいのかもしれない。詐欺メールの歴史は長いし、ほとんどの人がその存在を知っているにも関わらず、いまだこんなに送られてくるのは、やはり数を打てば当たる場合があるからなんだろう。このコストを割いてもいいとなるくらいの利益がある。


・不定期だった動悸がいよいよほぼ常時で出るようになってしまった。フェーズ2に移行したな、と呑気に捉えている自分とは裏腹に、ドコドコとフィーバータイムに入っている心臓に追い詰められてもいる。とはいえ働けないわけではなかったが、気付いたら部屋に立ち尽くしたまま時間が経っていたので病院に行くことにした。

・臓器に問題が無いことはわかっていたけどとりあえず可能性を潰そうかと循環器内科に行った。当日受付でもいけるところにしたら思ったより遠かったな。心電図を取られて波形を見せてもらう。美しいほど規則的な図形が並んでいた。

うっすら紫

・漢方薬を処方してもらった。めちゃくちゃ大量にある。1ヶ月分だそうだ。粉薬は苦手だなあ。午後から仕事に行ったけど、相変わらずずっと心臓はドコドコしていた。フェーズ3に入ったらどうなるんだろう。

・次に行くべきは心療内科なんだろう。循環器内科でも言われたけど、今はどこも初診が取りにくい。一番近所の心療内科の評価が高かったが、初診は受付停止中だった。口コミには「初診受付時は150回以上電話をかけても繋がらず、家族にも協力してもらってやっと予約できた」と書いてあった。

・ほんとに?150回かけたのもすごいが、150回数えたのもすごい。そんなに発信履歴残らないだろ。有名アーティストのコンサートチケット予約みたいなことが心療内科で起こっている。

・心療内科の口コミって当てになるんだろうか。基本的に追い詰められている人しか行かないから、そこで少しでも自分の望みと違うことが起きたら衝動のままに☆1とか付けてしまいそうだ。それでも☆1.5の病院なんかを見ると「うーん」と思ってしまうあたり、この☆の威力は侮れないものがある。

・結局心療内科を受診したとして、わたしはどうしたいのかまだはっきりしていない。最終ゴールは仕事を辞めることなんだけど、辞めるだけだったら別に心療内科に行く必要は無い。休職したいなら診断書をもらいに行く必要があるが、もう休職したところで何の解決にもならないから辞めたいのだ。だったら苦労して受診しなくてもいいよな。まあ診断書を見せて「こうなったので辞めます」というのも手だが。少し前まではもう少し頑張るかと思っていたが、フェーズ2に移行してしまったことで焦りが生まれた。自分の体がコントロールできるうちに、どうにかしないといけないのかもしれない。最近こんなことばかりですみませんね。

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