内包された夢(2023年5月27日の日記)
・外が明るい。5時だからか。
・ここ数日間まともな時間に寝て起きた日が何日あった?大体4時くらいまで寝てしまってから風呂に入ってまた2時間くらい寝る、みたいなことをくり返している。寝てはいるんだけど、何となく健康に悪い気がしているんだよな。寝てればいいのか?この問題だけはわからん。
・やっぱり自分のステータスが可視化されているって良いと思うんだよな。単純な「体力・活力」だけでもわかるとかなり心がけ度が変わる気がするし、この2つだけでも他人に公開されていれば、一般的良識のある人間同士だったらステータスの低下で休ませたり何らか回復の手段を取らせることができるはずだ。
・自分自身のステータスはもっと突っ込んだところまで見えて、体の栄養バランスまでわかれば、足りないところを効率的に補える。ビタミンとか何が足りてなくて、足りないと具体的にどうなるのかわかりづらいから、結局何かしらの症状や病気という状態異常になるまで気付かないことが多い。しかもこれらの厄介なところは、例え状態異常になったとしても、個人では「この症状ならこれかも」という予測しか立てられず、本当にそうなのかはもっと検査をしないとわからないことだ。パロメーターが見えされすれば、少なくともレッドゾーンに入っていたら「原因これかも」となるし、そもそもそこに行くまでに何かしら対策ができるだろう。
・医者は免許の取得や、勉強の進行によって他人のステータスの見える範囲が解放されていくことになるのかな。それとも一般の人でも健康への対策が容易になれば、単純に医者にかかる時の程度が底上げされて、外科手術とか本当に専門的な施術が必要な時のみ呼ばれる職業に変わっていくのかも。
・最近夢の内容をあまり覚えていられなくなっていたんだけど、今日の夢には祖父が出てきた。亡くなってから初めてかも。
・祖父の家にわたしの家族と叔父家族がいて、みんな何かの準備で忙しそうにしている。ふとテレビの横の棚を見ると、ウイスキーの瓶が入っていて、わたしは「じいちゃん、お酒やめる前に飲めばよかったのに」と言う。いつの間にか向かいに祖父が座っていて、「そうだなあ」言いながら棚から瓶を取り出し「この酒はな」と話し始めるが、そのあとの説明は聞こえない。
・祖父の説明が聞こえなかったのは、多分わたし自身にウイスキーの知見が無かったからだと思う。瓶はメーカーズマークだったな。わたしのあさ~いウイスキーのイメージが寄り集まった夢だ。
・祖父はお酒が大好きだったけど、もう20年近く前に飲むのをやめたらしい。それは健康のためだったり、酔っていらんことをしないためだったり、理由はいくつかあったみたいだ。夢に出てきた棚とは違う棚だけど、結局飲まずじまいになってしまった高そうなウイスキーが置いてあるのを見た。そのウイスキーは酒をやめる前から「いざという時」に飲む用でしまっておいたものらしかったから、「やめる前に飲んでしまえばよかったのに」と思ったのだ。飲み納めとかしなかったのかな。祖父の言う「いざという時」は子どもの結婚とか、孫の誕生とか、お祝い事に関することだったそうだけど、祖父の子どもはみんな結婚しているし、わたしも含め数人の孫もいるから、タイミングとしては飲むに値する日はあったんじゃないかと思う。それでも飲まなかったのは、その時すでに酒断ちをしていたからなのか、さらにその先の祝い事を夢見ていたのか。わたし以外の孫の結婚も数年前にあったけど、その時はもう病気をしていたから、祝い事とはいえ酒を飲む健康状態じゃなかったのかも。
・祖父はそのウイスキーを飲みたかったんだと思う。でも結局飲まずに終わってしまった。晩年はもはや存在も忘れていたのかもしれないけど、「いつか飲みたい」という夢を数十年内包したウイスキーは、これからどうなるべきなんだろう。蓋を開けて、墓前に供えるべきなんだろうか。それとも、それは祖父の夢として、今後も開けられることなく棚にしまわれておくべきなんだろうか。夢に出て来たってことは飲みたいのかな。どう?希望があるならもう一回出てきて言ってくれないか?
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