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グリドルドリル(2024年9月21日の日記)

・初めてマックグリドルを食べる。

・朝マックにしか存在しないこれを認知はしていたものの、朝の10時半までにマックに行く元気もそこまでの羨望も無かったんだよな。今日は朝一で車のオイル交換の予約を入れていたので、その後近場のマックに行ってみた。というか朝からマックを食べたいと思うほど胃をジャンキーにやられている人間が朝の10時半までにマックに辿りつけるのか?

・何か独特な味だ。パン部分は甘い。メープルシロップの味だ。その下にしょっぱいハンバーグが挟まっている。甘じょっぱくてうまいとも言えるし、逆にマックの幻影を食っているとも言える。難しい。朝からこの味をきちんと脳が処理できる自信が無いかも。何となく癖になる感じもする。これがマックで一番好きって人はいそうだな。グリドルって名前もすごい。グリドル。新しいドリルの名前だろ。名前はおよそ朝の顔じゃないのに、出てくるものは存外ライトなのでギャップがある。

・早起きして朝マックまで済ませたのだから今日は相当有意義に過ごせると意気込んだのに、朝から普段は食べない炭水化物を食べたせいで血糖値が上がったのか、すべてがだるくなり家に帰って昼過ぎまで寝てしまった。


・夜に麻婆麺を食べる。だいぶ辛い。わたしは胃潰瘍の時にでも食べたくなるくらいには辛いものが好きなんだけど、それはわたしの脳が求めている快楽であって身体は完全に拒否している。今猛烈にお腹が痛い。辛いものを食べ続けることでだんだん平気になっていくのは、耐性ではなくて鈍麻だろうなと思う。わたしの脳の神経が辛みに対して鈍麻していくのに対し、内臓はまったく付いてきていない。しかし内臓も脳と一緒に鈍麻していくよりは、少しでも正気な部分が身体に残っていてくれる方がましなのかもしれないな。

・わたしはこれと同じことが熱さにも言える。熱いものが好きだけど、舌は猫舌なので常に舌や口の中をやけどしながら熱いものを食べている。冷めてから食べればいいんだけど、熱いものが好きという矛盾が、たとえやけどをしても冷める前に食べることに身体を駆り立てるのだ。

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