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でっかいMに灯がともるとき(2023年1月30日の日記)

・夕方にマックの明かりがつく瞬間を見ちゃった。明かりというか、外灯か。あのでっかいMに明かりが灯る瞬間。もう外はそこそこ暗くて、外灯がつく前は店内だけが光ってる状態だったと思うから、かなり目立たない状態だったはずなんだけど、その「隠」の時のマックが思い出せない。

・マックの外灯に限らずなんだけど、あるひとつのことが一瞬で変化した時、その前の状態がどうだったか思い出せなくない?親の髪型が一瞬でパンチパーマになったら、そりゃあ気づくし前の状態も思い出せるけど、一瞬見ただけのマックは無理だ。こういう時に、普段ちゃんと見ているようでその1秒後にはきれいに忘れ去っているような視覚情報って山ほどあるんだろうなと思う。

・視覚情報にちょっと関連してるけど、インプラントを推してる歯医者の看板って何でみんな派手な黄色地に黒か赤の文字で、歯科医の顔がでっかく印刷されてるんだ?うちの地域だけ?いや、この間他県に行った時も似たような看板はあった。なぜそのデザインで、しかもインプラントに共通しているんだ?日本インプラント協会で規定があるんですか?目立つけど、何かこの歯医者でインプラントしてもらいたいかと言われると、個人的にはどうだろうな……。

・考えながら帰宅していたら、二郎系ラーメンチェーン店の外に旗があって、いや、あれ旗か?窓の外に斜めにつける布。サンシェード?

・こういうやつこういうやつ!

・これがインプラントの看板と全く同じまっ黄色の布で、黒くて太いゴシック体で店名が書いてあった。

・インプラントじゃん。

・店長の顔写真が印刷されていたらもうインプラントとの照合率100%でシンクロ完了するところだ。二郎系ラーメン屋とインプラントって裏で繋がっているのか?

・広い本屋に行きたいな~。数か月前に東京のでっかい本屋に行ってうろうろしたのは本当に楽しかった。

・あの時は別の用事もあってあまり長い時間滞在できなかったんだけど、今度は本屋に行くだけの日を作ってもいいのかもしれない。しかしそれだと交通費で本が数冊買えるんだよな。

・本屋を直に歩き回って新しい本を探す時間を取るか、交通費でさらにたくさんの本を買うか、悩ましい。

・都会の本屋にはたくさん面白い本があるけど、案外近所の本屋にも見えていないだけで普通に売ってたりする。大きい本屋という場所に浮かれていたり、少し違う陳列で普段見れていないものが目についているだけなんだろうな。

・一番無限の本屋はAmazonや楽天Booksなんだろうけど、ネットの本屋って常に目隠しをされている気持ちになる。特定のキーワードが無いと探せないし、関連書籍は似たようなジャンルになる。予期していない角度からのおすすめは望めない印象があるんだよな。

・この間も本を買ったけど、積んでいる本がまだまだあるのだ。というかこの間本をなくした。正月に実家で読もうと持って帰ったところまでは覚えているんだけど、そのあとどうしたろうか。結局実家では開かなかった気がするから、持って帰ってると思う。無いと思うと読みたくなるのか、最近は何回も「あの本読むか……無いんだった」という心理作業を繰り替えてしまっている。出てきてほしい。

・色んな人の本のプレゼンを聞きたい。わたしはかなり人に流されやすいタイプなので、ちょっと前も「書店員がすすめる本100冊!」みたいなサイトを見ていた。しかしああいうサイトに「西の魔女が死んだ」とか「ハリーポッター」といったビッグタイトルが並んでいると急に白けた気持ちになるのはわたしだけだろうか。

・いい本なのはもちろんなんだけど、そういう夏休みのおすすめ本に挙がるようなタイトルを求めていないという節があり……おすすめしてほしいと言いながら文句も言う。

・基本的には他人の知識を信じているのでtwitterでおすすめされてたりすると買ってしまうことも多いのだけど、最近はtwitterでも単にステマしているだけのものもあると知ってからは若干用心するようになった。少なくともみんな一度は使ってレビューしているのかと思ってたけど、案外そうでもないらしい。ネットって怖いね〜。

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