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時事ソング(2021年9月19日の日記)

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・台風が過ぎたっぽいな…。色見本みたいな空だ。

・しかし仕事なわけだ。何が悲しくてこんないい天気の日に光の一切届かぬ暗闇で朝から22時までかんづめなければならないのか…それが仕事だからな…。鬼滅だったら鬼が働く場所だぞここは。昼を食べに外に出たら陽光との差が激し過ぎて消えるかと思った。

・朝の空気はもうすっかり秋めいているね。家を出ると冷たい空気に顔を撫でられる。秋の空気って冬ほど冷たくないからすっきりしてるように感じるな。冬はもう寒い!!!!寒い寒い寒い寒い寒い寒い寒い!!!!!しか考えられなくなる。

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・今日のアイス。以前話題になってた時食べられなかったからうれしい。

・もっとバタァ〜としてて体重300キロの人がおやつに20個食うみたいな味を想像してたけど普通に食べやすいしおいしい。MOWに近い感じを受けるな。そして140kcalと意外にカロリーが低い。

・ネット民がバターまるかじりって言ってたけどそんなにかな?実際バターまるかじったことは無いから何とも言えんが。うまいうまい。買えるうちにまた買おう。

・こういうバータイプのアイスが溶け出すまでに食べ切れた試しがない。だから室内であんまり食べられないんだよな。垂れる瞬間ズボンに付かないように避けるから、遠くから見た人には突然足元を銃撃された人間に見えているはずだ。


・斉藤和義の「2020 DIARY」という曲を知っているか。わたしは今日初めて聞いたんだけど、すごい歌詞だね。時事ネタも時事ネタ。緊急事態宣言、ロックダウン、クラスターなどの今は馴染み深い単語が次々並ぶが、この歌をコロナなどすっかり知らない30年後の若者が聞いたらどういう感想を持つんだろう。まあ、そういう感染症が流行った時期があったということは歴史として知っているとしても「マスクを2枚配る人」とか「もしも総理大臣が半沢直樹だったらいったい何倍返しだろう」とか何のことやらという感じだ。親や上司に聞いて「ああ〜懐かしいな」と昔話開始のゴングを打ち鳴らさせるのだろうな。

・世の中にはもう信じられないくらいたくさんの歌があるけど、歌詞はどれもわりと普遍的なことばかりだ、と思う。どの歌も今を生きる自分や大衆に向けて歌われているようで、自然どの時代の人にも大体伝わるようになっている。ヒットから何十年も前の曲がいまだに定番曲としてカラオケでランキング上位に載る理由がそれだろう。そりゃ恋愛の悩みとか自分自身への悩みとか、細かなディティールに変化はあれど本質は変わらない。百人一首だって恋人に会えなくて辛すぎみたいな歌ばかりなのだから。中には大衆に受け入れられないような突飛な歌詞だとしても、その「突飛さ」を好む人間がいるということは普遍だ。時代の流れで当時の突飛さが普通のことになっているパターンはあるだろうけど。

・その中でもこの「2020 DIARY」は本当に「今」を生きて、この経験を乗り越えていく一定層の人間たちにだけに向けて在る歌に思えて震える。歌のまとめには「つらいことの後にはいいことがある」という120%の普遍性が横たわるが、この歌の中の「つらいこと」を確実に理解できるのは、今この時代を生きているわたしたちだけなのだろう。こういうピンポイントな時事ソングって他にもありそうだな。


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