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住職の絶好調(2023年6月28日の日記)

・今日は気圧がすごいぜ!!!!!

・昨日の遅刻に学び5分早く家を出たらめちゃくちゃ早く着いてしまった。そういう時に限って何のトラブルも無いんだよな。普段と違うルートを使ってみたけど、あまり変わらなかった。前より道が複雑になったせいか「心配ポイント」が増えた気がする。前の道は2箇所渋滞ポイントがあり、日によって様子は違うんだけど、今日通ったルートは渋滞ポイントが多くて混んでた時にひとつ渋滞を抜けてもまた新たな渋滞に巻き込まれる心配がある。

・あと曲がる回数が多い。朝の曲がる回数は多ければ多いほど頭がもちゃっとする。

シャインマスカット

・この間祖父の四十九日があり実家に帰ったら、ガレージでシャインマスカットが育てられていた。

・シャインマスカットって民家で育てられるの?

・うまいかどうかは置いておいても育てることは可能らしい。何か、価値イメージ落ちるな。ちゃんと店で売ってる農家が作ったシャインマスカットは設備投資がされ味が保証されているということもありあの値段なんだろうし、そこに疑う余地は無いんだけど、どうにも育てるだけなら民家でも可能ってだけで「ふーん」となってしまう。特別な栽培方法で特別な施設を用いないと育てられない孤高の存在であってほしいということだろうか。

・まあそれで言ったら苺とかも育てるだけなら民家でも出来るらしいしな。うまいかどうかは置いておいて。

・ぶどうを保護する紙が1枚100円くらいするらしい。高っけ。


・祖父の四十九日の法事に行ったのだ。

・正確にはもう少し先が真の四十九日なんだけど、それでも1ヶ月以上は経った。早い気もするし、逆にもっと前のようにも感じる。祖父への悲しみをシャットアウトする状態が続いているのもあるかもしれない。

・祖父の家の墓があるお寺はこじんまりしたところで、待合室と本堂が隣だったので、のこのこと寺の中を探検した。講演会のチラシが置いてあったんだけど、お坊さんがする講演のタイトルに「マインドフルネス」って使ってほしくないな。なんか……。いや、仏教の教えはまさしくマインドフルネス的な考えに近いんだと思うけど、横文字、かあ……とは思う。やはりどこかでお坊さんという存在に対して、ある種定型的なというか、テンプレートな昔の日本感を求めてしまっているのかも。いいじゃないか、マインドフルネスしたってさ。

・歴代住職の肖像画があってちょっと面白かった。写真があるはずの時代のものもあったけど敢えて肖像画なんだな。

・本堂の装飾を見ていたら、急に祖父の写真が置いてあってびっくりした。え、祖父じゃん、と思ったけど、これは祖父のための法事なんだった。新聞を見ていたら急に知ってる人が出てきたような不意打ちの驚き。

・住職がお経を読んでいる時、お経とお経の切れ目でぼそっと「絶好調」と言ったように聞こえて「え!?絶好調!?!!?」とびっくりした。別の言葉を空耳しただけだとは思うけど、まあ絶好調ならいいよね。

・法事が終わった後に住職がお経の説明をしてくれたのがよかった。現代語訳されてわかる言葉にされると急に理解が深まって良い。

・祖父は今どのへんにいるんだろうな。


・骨を納めるために墓へ行った。まだ幼児だった頃に来た記憶があったので、今日は20年ぶりに上書き更新されるなと思っていたら、何となく記憶と違って「あれ?」となった。細部は違ってて当たり前だと思うけど、もっと木が繁っていて日陰だと思っていたら、かなり日当たりもよく、墓の上にかかるような木は生えていなかった。

・法事の時って写真とか撮らないものなのかね。親戚が一定数揃う時って冠婚葬祭くらいだから、葬であっても撮ればいいんじゃないかとは思うが、やはり縁起的な意味でもやめた方がいいんかな。祖父の場合は遺影を囲んで集合写真を撮ったら喜びそうではある。

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