名前という砦(2024年1月26日の日記)
・わ~~~~~今日しめきりだった仕事の応募に何とか間に合った……。一週間の疲れも出たのか7時までこたつで寝ていた。今回はチラシデザインじゃなくて動画編集だったから急いで勉強して参考動画作ってばたばただったな。提出したあとで色々やっておけばよかったことが思いついたけど、時間も無いし限界だった。
・わたしは怠惰な性格だから、〆切なしで自主的に勉強して作品を上げるまでがなかなか出来ない。よくないと思うけど、多分これは変わらないから、何らか目的や終わりの日を設けて自分をうまく操縦するしかないんだよな。
・BGMを付けるのに「魔王魂」のサイトを見たんだけど、普段見ているyoutubeのあのBGMじゃん!ていうのがたくさんあった。
・あと意外と今のパソコンでもPremire Pro動くぞ。メモリ8GBなのに頑張ってるな。
・長い間逃亡していた指名手配犯が病院で自分だと名乗ったらしいですね。最後に自分の罪を清算したくなったのかと思って他の記事を読んだら、「死ぬ時くらいは本名で死にたい」と言っているらしいことがわかった。
・21歳の時に指名手配されて、現在70歳だから約半世紀の間、人生の7割を逃亡していたことになる。そうなってしまったのは本人の犯罪行為によるものだし、亡くなっている人もいるのだから擁護のしようがないけど、21歳の時にしたことで自分の人生が一変したことに対して、この半世紀何を思ってきたのかは気になる。後悔していたのか、それとも当時の行動は正しかったと今でも思っているのか。
・成人とはいえ、21歳って大学生で一番調子に乗ってしまいやすい時期でもある。それでも犯罪行為が許されないのは大前提なんだけどな。何というか、世間的にも大人と言われるようになって、何となく高尚(だと思ってしまった)な思想を追いかけて、同じ志の仲間がいて……他人事とは思えないところがある。わたしは染まりやすい自覚があるので、この時代にこの環境にいたら同じことをしてしまった可能性は十分にある。職場を爆破するbotを名乗っておきながら、爆破までする度胸はないかもしれないけど。
・本人の心理はもう本人以外わかりようもない。でも己の人生を今どう思っているのかは何らかの形で語ってほしいな。手記とか出しちゃいそうだけど、どうなんだろう。
・ただ、「死ぬときは本名で」と言ったということは、そうなってしまった自分に何らかの憂いや後悔はあるのかな。もう50年も偽名だったのなら、20年名乗っていただけの本名なんてどうでもよくなってしまいそうだけど、逆に偽名だったからこそ、ずっと心の奥底には本名としての自分が最後のアイデンティティの砦として残っていたんだろうか。もう故郷にも戻れず、家族にも会えないとなると、自分のルーツを証明する最後の手段が名前なのだろう。
・まあ散々逃げておいて死にそうになったら人生の清算を始めるなんて、身勝手ではある。この時点で何らかの刑罰がついたとしたって、末期がんなら逃げ切りみたいなものだ。デスノートみたいに「俺の勝ちだ!!!!!」くらい思っていたら逆に笑ってしまうが。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?