見出し画像

傾く世界(2023年6月25日の日記).

・大学の知人たちと明け方まで飲酒をしていた。今回も一杯目はビールの流れに抗えずに苦みと炭酸で腹を膨らませてしまった。最近は苦いからといってちみちみ飲むとよりおいしくないと気付いたので、冷たいうちに勢いで流し込むようにしている。喉を炭酸が通っていくギュイーッとした感覚で味をうやむやにできる気がする。この喉のギュイーが喉ごしと言われる感覚なんだろうか?必然飲むペースは上げないといけないから、2杯目の時点で世界が傾き始めてしまう。

・最後に飲酒をした時間から計算して、アルコールが抜けるまで車で寝ていた。数時間後に家に帰ったけど、この帰り道は毎回緊張する。前にも書いたな。計算上は抜けているはずだ、と思って車を運転しているけど、実際計測したら出てしまうかもしれない。わたしが知らないだけでアルコールの分解に常人の2倍の時間が必要かもしれないのだ。計測器って売ってないのか?

・売ってるじゃん。買おうかな。

・ロングアイランドなんとかっていう酒、うまいぞ。危険なお味。

・2件目でカラオケのあるバーに行ったんだけど、全開放型カラオケでびびってしまった。カラオケの機械がひとつしかなく、仕切られてもいないので店全体に歌が響き渡る。

・こういう時に入れる曲の正解をずっと探し求めている。

・盛り上がる曲のレパートリーが少ないのか。どうしても自分より前の人々が盛り上がる曲を連続で入れていたりすると、流れをぶった切るのに勇気が要る。臆病な自尊心と尊大な羞恥心~~~~~!!!!!!

・カラオケってそもそも臆病な自尊心と尊大な羞恥心の塊だよな。わたしはもともと人前で歌ったり演奏したりする機会が多かったにも関わらず、カラオケは恥ずかしくてむずむずする。どうしても発表感が抜けないんだよな。みんなそんなことは考えないのか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?