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無限の砂(2022年10月18日の日記)

・最近知人の家にいくと毎回ごはんを作ってもらえる。材料代は払っているものの、作る労力なんかを考えるとさすがに悪いので、今回は汁物を作って持っていくことにした。

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・人に食べさせても支障のなさそうな料理が少ない。ワンタン野菜スープとカレーくらいしかいけそうなものがない。由々しき事態だ。

・人数分スープ用のタッパーに入れていけば皿もいらないかなと思ったが、全然人数分なかったので鍋ごと持って行った。溢さないように気を遣いながら運転するのも大変だが、鍋がかなり重いので車に持っていくまでに手首がやられた。あと冷ます時間が無かったので鍋が熱々すぎる。熱々の鍋を溢さないようにするのはかなり高難易度ミッションだ。スープ用のタッパーを買おう。

・人の家の前で鍋を持って立つことへの経験が無く、客観的にみた時の己の不審度が心配になる。鍋持って玄関に立つなんて「作りすぎちゃったんで」と言ってアパートの隣人にお裾分けをする時くらいしか無くないか?そんな時は無さすぎるし、実際自分が遭遇したら断る自信がある。ある程度関係性のできた隣人ならともかく、知らない人間の料理とか怖いじゃん。

・結果的においしいと言ってもらえた。よく考えたら人に料理を作ったことなんて1〜2回くらいしかなかったから嬉しい。

・それはそれとして人の作ってくれたごはんはうまい!!!!!!!!!

・一人暮らしも長くなり、日頃自分が作る以外の料理は外食しかなかった。個人的に外食は他人が作ってくれた感があまり感じられない。これに関わってくるのはおそらく作り手との関係性だと思う。外食は客としてお金を払って料理をしてもらう、それ以上でもそれ以下でもないけど、それが知人や家族だったら、相手への気持ちなんかも付与されてくるから、空腹が満ちる以上の、心への充足のようなものがある気がする。


・今日は午前中長かったな〜。毎日時計を見ては「あと3時間か〜」「あと2時間か〜」「あと1時間か〜」と思っている。

・最近、革靴の中に無限に砂が入ってくる。毎日足裏に違和感を感じて靴をひっくり返すとそこそこ砂が落ちてくるが、1日でこんなに入ることあるのか?どこかに穴が空いているとしか思えない。でも穴を探すのも面倒くさい。

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