見出し画像

でかでか病院の乱(2024年8月26日の日記)

・矯正ラストバトル(手術)の話をしに市内でかでか病院に行ってきた。ちゃんと起きられたぞ。

・でかでか病院は本当にでかい上に新しくて「ここに入院するのか……」と途方もない気持ちになった。もっと病院病院したところにしか入院したことないからちょっと近現代すぎる。でも内装が入り組みすぎていてダンジョンでしかなかった。

・とりあえずレントゲンを撮ってきてねと言われてレントゲンのエリアに行った。ここは人が少なかったのですぐ呼ばれた。2種類の方法でレントゲンを撮られたんだけど、1つ目は謎の棒を咥えさせられ、2つ目は両耳に謎の器具を入れられた。今大地震が来たらどうしたらいい?

・口腔外科のエリアに戻ってもなかなか呼ばれないので長椅子でうたた寝していたら、ふと目が覚めた時に周りにたくさんいた他の患者たちがみんないなくなっていてびびりちらかした。えっ、やってしまった?うたた寝中に呼ばれていたのに無視してしまい次の患者へ次の患者へと送られて行った結果診療時間が終わって取り残されたのか?と思った。

・本当に誰もいなくて静かだったからまだ夢を見ているかと怯えていたら目の前の引き戸が開いて呼ばれた。夢じゃなかった。いや、まだ夢かも?

・部屋に入った途端、看護師さん2人がかりでわたしの顔を四方八方から撮影された。これ、矯正歯科に通い始めたばかりの頃にも同じことをやられた気がする。ただ部屋が狭いせいで画角が良くないのか、看護師さんが壁にめり込む勢いでわたしから距離をとって写真を撮っていた。何か申し訳ない。廊下で撮りますか?

・かなり大事になりながら撮影してもらったのに、後からやってきた医師が写真を確認したあと粛々と撮り直しになった。何かかわいそう。


・手術の説明をされながらあっという間に手術日が決まり入院日が決まった。年内がいいなと思っていたが全然無理だった。2月くらいだそうです。これはわたしが全然受診しなかったせいなので仕方がない。

・説明の途中で、医師に「この治療で術後どうなっちゃうのかってご存じですか?」と聞かれてちょっと怯んでしまった。要は骨切り手術だから術後はかなり腫れるししばらくとんでもない状態になるということが言いたかったらしい。聞き方が怖い。「ネットとかで調べたことありますか?」という意味だったらしい。こういう医療情報ってネットを鵜呑みにした患者に困るケースはよく聞くけど「ネットで書いてあるようなことが大体起こって……」「でも腫れが引けばすごく良くなるので」と言われて「正しいソースとして現場で引用されることもあるのか」と思った。そりゃそうか。

でかでか病院の周りは空がよく見える

・今後は検査のためにでかでか病院にも通院することになる。今度は来週CTを撮るらしい。色んな検査受けられて面白いな。あと手術の時に血が足りなくなったら困るので今のうちから自分の血液を抜いて取っておくらしいです。そんな地産地消みたいなこと出来るんだ。確かにあらかじめ血が必要になる可能性がわかっているなら自分の血を抜いておいた方が色々と安全なのか。何か一旦自分の中から抜かれたものが後々戻ってくるって変な感じだな。血液とはいえ自分の一部がどこかに保管されるのも変な感じだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?