耳かきをなくしたようだ(2023年10月24日の日記)

・ちょっと仕事に終わりが見えてきた気がする。どうだろう。何か忘れているような予感もある。

・嫌になってきたな。

・もったりとした嫌な感覚だ。多分仕事が片付けばこの気持ちも薄らぐんだろうな。暇で時間を無為につぶすよりはやることがある方がいいが、極端なんだよな。ある程度差が出るのは仕方ないけどね～～～ああ～～～～～～、だるいぜ。おう、なつだぜ。おれはげんきだぜ。

・かまきりりゅうじの「おれはかまきり」という詩、いいよな。おれのこころも　かまも　どきどきするほど　ひかってるぜ。

・でもカマキリという昆虫が背負う運命ってなかなか過酷だと思ってしまう。まず雌雄で交尾をしたら雄が雌に食べられてしまうことがある、という知識を知ったときはかなり衝撃的だった。基本的に雌の方が体が大きいこともあり、交尾に入る前に頭からいかれてしまうことがあるので、雄は静かに忍び寄り交尾に移行するらしい。悲しくなってきちゃうな。

・でもこういうことは他の生物でもある。チョウチンアンコウは雌の体の一部になってしまうし。

・あと、かなり武器武器した見た目だ。少年漫画で体の一部を刃物や銃などの武器に変えられるという設定をどこかで見たけど、それを地で行くのがカマキリだ。両手のほとんどがでっかい鎌になっているの、わりと日常生活に支障は無いんだろうか。生まれた時からそれが当たり前なら困ることはないか。

・昆虫の中でも、ここまで「この部分が危険です」と見た目ではっきり示してくる種はあまりいないイメージだ。今思いつくのはクワガタくらいか？カミキリムシとかもそうか。わりといる？

・あとカマキリと切っても切れないのはハリガネムシ、寄生虫だ。ちょっとコナンみたいな書き方をしてしまったな。この間もXでふらふらと水場へ突き進むカマキリが動画で投稿されていて、彼の末路に対して「ああ……」と察するようなリポストがついていた。ハリガネムシはカマキリの体内に侵入し、臓器や脳をずたずたにして体を乗っ取る。ほぼガンダムとかエヴァンゲリオンと同じ状態になるんだなと思った。外側は違うけど、それを動かしているのは内部にいる別の存在という意味で。

・完全に傀儡となったカマキリは水場に誘導され溺死させられるらしい。怖い。

・耳かきをなくしたようだ。

・わたしは発作的に耳の中を掻きむしりたい衝動にかられるので、耳かきは重要だ。衝動にかられた時に耳かきがないと、爪で掻きむしらねばならずダメージが大きい。普段は洗面所に置いているが、使ったティッシュの塊をつかんで捨てた時に一緒に捨てた可能性が高い。ああ、無いとわかると余計に耳がかゆくなってくるな。